ネイキッド、バービー、賛否両論の衝撃モチーフも! ゴールデン・グローブ賞の華麗なるファッション

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マーゴット・ロビー
マーゴット・ロビー/ゴールデン・グローブ賞の公式instagramより(@goldenglobes)
マーゴット・ロビー
マーゴット・ロビー
エマ・ストーン
エマ・ストーン/ゴールデン・グローブ賞の公式instagram、動画のスクリーンショット(@goldenglobes)
ジリアン・アンダーソン
ジリアン・アンダーソンのinstagramより(@gilliana)

ルイ・ヴィトンのネイキッドドレスが華やかなエマ・ストーン

【輝けるセレブたち】今年も映画界では賞レースが盛り上がりを見せる時期へと突入。そのなかでも、アカデミー賞の前哨戦とされるゴールデン・グローブ賞が1月7日(現地時間)に授賞式を開催し、大きな注目を集めました。宮﨑駿監督の『君たちはどう生きるか』が日本映画としては初のアニメ映画賞に輝いたり、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が最多5部門を受賞したりと、数々の話題作が反響を巻き起こしていますが、授賞式で欠かせないものといえば、セレブたちの豪華なファッションです。

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まず、今回のゴールデン・グローブ賞で大きな関心を集めた1人は、映画『哀れなるものたち』でミュージカル・コメディ部門の最優秀女優賞を受賞したエマ・ストーン。映画部門だけでなく、テレビドラマ部門では「ザ・カース(原題) / The Curse」でも女優賞にノミネートされる見事な活躍ぶりを見せています。演技力だけでなく、ファッションセンスの高さでも人々を魅了するエマが選んだのは、ルイ・ヴィトンが手掛けたいま流行りのネイキッドドレス。大きく開いた胸元と足元の深いスリットが大胆ですが、花の刺繍とスパンコールが華やかな印象を与えています。このあとの賞レースでも大本命とされているだけに、今後の授賞式ではどんなドレスを披露してくれるのか期待が高まるところ。女優としても女性としても、輝きに磨きがかかるエマから目が離せません。

エマ・ストーン

エマ・ストーン/ゴールデン・グローブ賞の公式instagramより(@goldenglobes)

 

リアルバービー! 鮮やかなピンクを纏ったマーゴット・ロビー

続いては、『バービー』でミュージカル・コメディ部門の女優賞にノミネートされたマーゴット・ロビー。全身ホットピンクのドレスで登場し、「まさにリアルバービー」と会場の視線を集めました。それもそのはず、このドレスのもとになっているのは、1977年発売に限定発売された「スーパースター・バービー」のピンクのカクテルドレス。今回は、ジョルジオ アルマーニ プリヴェの協力によってオーダーメイドのドレスとして特別に作られました。鮮やかな色にも負けることなく、見事に着こなしてしまうのはさすがマーゴット。次は、どんな“バービードレス”を披露してくれるのか楽しみなところです。

マーゴット・ロビー

マーゴット・ロビー/ゴールデン・グローブ賞の公式instagramより(@goldenglobes)

性について発信しているジリアン・アンダーソンらしい攻めたドレス

そして最後は、テレビドラマ「X-ファイル」で日本でも知名度の高いジリアン・アンダーソン。パッと見はアイボリー色のシンプルで上品なドレスのようですが、驚くことにスカート部分に施されている刺繍の柄は、なんと女性器。とはいえ、ドラマシリーズ「セックス・エデュケーション」ではセックス・セラピスト役を演じ、これまでもSNSなどで性について発言してきた彼女らしいチョイスと言えそうです。

ジリアン・アンダーソン

ジリアン・アンダーソンのinstagramより(@gilliana)

ちなみに、制作を手掛けたブランドのガブリエラ・ハーストによると、1つの女性器を刺繍するのに3時間半はかかるのだとか。この柄には賛否両論ありますが、多くの人の思いと苦労が詰まっているドレスであることは間違いなさそうです。そして何より大切なのは、55歳のジリアンがいくつになっても攻め続ける姿勢を見せていること。凛とした佇まいは、多くの女性たちに刺激を与えてくれるはずです。賞レースの行方はもちろんですが、セレブたちの個性豊かなファッションにもぜひ注目してみてください。(文:志村昌美/ライター)

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