魔法ワールド席巻!『ハリー・ポッター』全8作品がNetflix TOP10で公開順にランクイン

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『ハリー・ポッターと賢者の石』
Netflix日本TOP10(映画/1月2日~1月8日)1位は『ハリー・ポッターと賢者の石』
『ハリー・ポッターと賢者の石』
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

第1作目公開から20年以上を経てなお愛されるマジカルファンタジー

【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、視聴時間で人気作品をランキングする「NetflixのTOP10」。今回「ムビコレ」がピックアップするのは、20年以上にわたり世界で愛され続ける『ハリー・ポッター』シリーズ。12月31日(土)から一挙配信され、日本(映画)においてシリーズ8作品全てがTOP10入りを果たす人気ぶりとなっている。

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「ハリー・ポッター」シリーズは、J・K・ローリングのベストセラー小説を原作とするマジカルファンタジー。生まれてすぐに両親が亡くなり、伯母宅であるロンドンのダーズリー家に引き取られていた少年ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)が、ホグワーツ魔法魔術学校で生涯の仲間と出会い、悩みながらも成長していく物語。深い孤独を抱えるハリーが、ロン(ルパート・グリント)やハーマイオニー(エマ・ワトソン)と送る厳しくも楽しい寄宿舎生活、そして魔法界を震撼させる闇の魔法使いヴォルデモート卿との宿命の対決が描かれる。

第1作目となる『ハリー・ポッターと賢者の石』は2001年に日本初公開。6作目となる『ハリー・ポッターと謎のプリンス』までは、ハリーのホグワーツでの年次が上がる1年単位を軸にシリーズが更新され、最終章となる『ハリー・ポッターと死の秘宝』のみPART1・PART2の前後編でつづられた。

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』

2位は『ハリー・ポッターと秘密の部屋』

子供から大人まで大好きな「ハリー・ポッター」シリーズの魅力は、おしゃれで可愛らしいブリティッシュ・スタイルとマジカルファンタジーが融合する唯一無二の世界観だろう。魔法界行きの列車が到着するキングス・クロス駅の9と3/4番線ホームや、古城のような外観と迷路のように複雑なホグワーツ魔法魔術学校、ハリー・ロン・ハーマイオニーたちが様々な計画を立てたグリフィンドール談話室にホグワーツ総出で熱狂する魔法界の人気スポーツ“クィディッチ”による寮対抗試合など。古き良きイギリスの寄宿舎生活を彷彿とさせながらも、魔法世界が広がる斬新な映像に夢中にさせられる。また、シリーズが進むにつれて濃密になっていく人間ドラマも見ごたえ十分だ。

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』

3位は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』

新シリーズ、舞台、スタジオツアー…。アップデートし続ける“魔法ワールド”

そして「ハリー・ポッター」シリーズが完結した2011年から5年後となる2016年には、新たなるシリーズ第1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開。こちらは『ハリー・ポッターと賢者の石』から約70年前となる20世紀前半のアメリカを舞台とする物語で、ホグワーツの指定教科書だった「幻の動物とその生息地」の編纂者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)を主人公に、秘密結社「新セーレム救世軍」との攻防を描いている。このスピンオフ作品は全5作が製作予定となっており、2022年には第3作目『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が公開され、大ヒットとなった。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
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また昨年は、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、メルボルン(オーストラリア)、ハンブルク(ドイツ)、トロント(カナダ)の6都市で開幕され、世界中の演劇賞を受賞した舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」が日本オリジナルキャストで上演。さらに今夏には「ハリー・ポッター」&「ファンタスティック・ビースト」シリーズの舞台裏が体験できる「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 -メイキング・オブ・ハリー・ポッター」もとしまえん跡地にオープン。はじまりの物語となる「ハリー・ポッター」シリーズがいまだファンから圧倒的な熱量で支持されている秘密は、コンテンツの魅力はもとより、これらユニバースを形成する “魔法ワールド” がアップデートし続けていることも無関係ではないだろう。

日本(映画)の第1位~9位まで“魔法ワールド”が独占!

12月31日から配信がスタートした「ハリー・ポッター」シリーズは、配信2週目となる今週の集計(1月2日~1月8日)で全8作品がランクイン。同日に一挙配信された「ファンタスティック・ビースト」シリーズの最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が第5位に喰い込んではいるものの、第1位となる1作目から8作目まできっちり公開順にランクインする美しい配置となった。ちなみに残る第10位はグローバル(映画/英語)で配信初週から第1位をキープし続けているダニエル・クレイグ主演の『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』。日本の“魔法ワールド”人気の高さがうかがえる結果となった。(文:足立美由紀/ライター)

【Netflix日本Top10(映画)/1月2日~1月8日】
1位『ハリー・ポッターと賢者の石』
2位『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
3位『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
4位『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
5位『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
6位『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
7位『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
8位『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
9位『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
10位『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』

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