悪魔の憑依か、サイコパスか。超自然的な事件の捜査を描く話題のドラマ

サイコホラー・サスペンス『イーヴィル：超常現象捜査ファイル』

秋の夜長に、気になるドラマの一気見はいかが？今回は「見始めたら止まらない！」という声が続出している海外ドラマ『イーヴィル：超常現象捜査ファイル』をご紹介。2019年に全米で放送されるやいなや“悪魔憑きの査定”といった斬新なテーマが話題となり、米批評サイト「Rotten Tomatoes」で93%（2022年6月13日の時点）の高評価を得ているサイコホラー・サスペンスで、日本ではHuluが今年の7月から配信しており、10月よりシーズン2も配信がスタートした。直近のHulu週間ランキング（10月12日～18日）＜海外ドラマ＞部門でも3位にランクインしている人気作だ。

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“悪魔憑き”が疑われる事件に異色3人組が立ち向かう

悪魔に憑依されているのか、そのふりをしているのか。本作は、宗教やスピリチュアルな現象に懐疑的な司法心理学者のクリステン（カーチャ・ヘルダース）、神父見習いのデヴィッド（マイク・コルター）、機器に精通している便利屋のベン（アーシフ・マンドヴィ）の異色3人組が、奇跡や悪魔の憑依とされる超常現象を調査するという一話完結型のドラマ。奇怪な様子をみせる調査対象者や事件に対して、専門分野が異なる3人がときに意見を戦わせながらも事件に立ち向かう過程がテンポよく描かれている。そして、一話完結型ではあるものの、クリステンの母親や可愛い娘たちが徐々に奇妙な様子を見せ始めるなど、ドラマ全体に流れる不穏な展開が不気味だ。

また、3人組の前に何かと現れる司法心理学者で悪魔崇拝者のタウンゼント（マイケル・エマーソン）が薄気味悪いのだが、シーズン2では彼がさらに本性を現していく。見た目は地味で目立たぬ男なのだが、ターゲットの周辺をじわじわと洗脳して操作していく様子が非常に嫌らしい。彼がなぜクリステンやデヴィッドに執着するのか、この展開からも目が離せない。本作の製作総指揮を務めるのは、アメリカの長寿大ヒットドラマ『グッド・ワイフ』などのショーランナーとして知られるロバート・キング＆ミシェル・キング夫妻。本国ではすでにシーズン3も配信されているので、日本での配信が待ち遠しい。（文：中山恵子／ライター）

【Hulu 10月12日～18日の週間ランキング／TVシリーズ】
1位『SPY x FAMILY』
2位『チェンソーマン』
3位『僕のヒーローアカデミア』
4位『BLEACH 千年血戦篇
5位『謎とき冒険バラエティー世界の果てまでイッテＱ! 』
6位『ファーストペンギン! 』
7位『祈りのカルテ～研修医の謎解き診察記録～』
8位『名探偵コナン』
9位『ブルーロック』
10位『機動戦士ガンダム水星の魔女』

【Hulu 10月12日～18日の週間ランキング／海外ドラマ】
1位『シカゴ P.D. 』
2位『ウォーキング・デッド』
3位『イーヴィル：超常現象捜査ファイル』
4位『NCIS：ハワイ』
5位『CSI：科学捜査班』
6位『マダム･セクレタリー』
7位『シカゴ･ファイア』
8位『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』
9位『ブラインドスポット』
10位『Hawaii Five-0』

【Hulu 10月12日～18日の週間ランキング／海外ドキュメンタリー＆バラエティ】
1位『マッチングの神様～結婚実験リアリティ～全てのカップルへ』
2位『衝撃! 巨大建造物崩壊の瞬間』
3位『古代の宇宙人』
4位『ブリティッシュベイクオフ』
5位『迷宮事件ファイル』
6位『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』
7位『#TextMeWhenYouGetHome －誘拐された女性たち－』
8位『ソーイング・ビー』
9位『ザ・プラネッツ太陽系ものがたり』
10位『モーゼの十戒～驚愕の真実』

【Hulu 10月12日～18日の週間ランキング／アジアドラマ】
1位『今からショータイム』
2位『熱血弁護士パク･テヨン～飛べ、小川の竜～』
3位『夕食、一緒に食べませんか？』
4位『イヴの愛』
5位『浪漫ドクターキム･サブ2』
6位『孤高の皇妃』
7位『帰去来』
8位『ブラームスは好きですか？』
9位『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』
10位『輝ける彼女』