ソン・ガンが魔性の男に!? わかっているのにやめられない恋に共感

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友達以上、恋人未満がもどかしい! 韓国ドラマ『わかっていても』

『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』『恋するアプリ Love Alarm』など、日本でも大人気の話題作に出演したイケメン俳優ソン・ガン。今回は、そんなソン・ガンのもう一つの注目作『わかっていても』をご紹介しよう。おなじみ韓国の「ウェブトゥーン」で人気を博した漫画を実写化した本作は、これまでの恋愛ドラマとは一線を画す、「友達以上、恋人未満」の男女の関係を描いたラブロマンスだ。

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美大生の主人公・ナビ(ハン・ソヒ)は、美術家の恋人の最悪の仕打ちをきっかけに、彼との別れを決意した。そんな中、バーで一人飲んでいたナビは、後ろ首に蝶のタトゥーのある不思議な雰囲気の男性に声をかけられた。ナビを人違いで声をかけたというが、思いがけずナビは彼と意気投合してしまい……?

ヤバすぎる元カレ、のちの「魔性の男」登場!?

物語は、ナビが美術家の彼氏の個展を訪れるところから始まるのだが、その彼氏の作品というのが、かなり屈辱的なものだった。おまけにタイトルは「ナビ」であり、のうのうと現れた彼氏がその場でナビの名を口にしたことで、作品のモデルがナビであると周囲にバレる事態に。出だしからとんでも彼氏の登場で、視聴者に衝撃を与えるには充分そうだ。

そんなとんでも彼氏に傷ついたナビが次に出会うのが、お待ちかねソン・ガン演じるジェオンである。バーで一人飲みするナビの背後から、店内にイケメンオーラを放ちながら颯爽と登場し、「お待たせ」とナンパ師の常套句のような手口で声をかけてくる。韓国語で「蝶」を意味するナビの名前に興味を示すこのジェオンは、「友達以上、恋人未満」の関係を好むいわゆる「魔性の男」であり、イケメンすぎる容姿で何かと女性の気配が付きまとうキケンな男なのだ。そんな危ない雰囲気を察知したナビは、早々とジェオンの前から姿を消すのだが、実はジェオンはナビの通う美大の後輩であり、またもや二人は飲みの場で再会を果たしてしまうのだった……。

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本当の恋が訪れるときは来るのか?

本作の見どころは、やはりソン・ガンの魔性の男ぶりに尽きる。爽やか好青年のソン・ガンによる、セクシーでミステリアスな演技に釘付けになることだろう。そして、一度ハマれば危ないと分かっていながらも、ジェオンとの関係を断ち切れないナビにも思わず共感してしまう。ジェオンが度々ナビに見せる優しさがこれまた絶妙で、うっかり自分が特別な存在なのだと錯覚させられてしまうのだ。このジェオンが、ナビを恋愛対象として本気になってゆくのか期待したいところだ。(文:斎藤好花/ライター)

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