とおいらいめい
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『とおいらいめい』特報と場面写真

『ベイビーわるきゅーれ』で初主演、舞台「鬼滅の刃」竈門禰豆子役でも注目の髙石あかり主演で、人類の滅亡を前にゆっくりと家族になっていく姉2人と腹違いの妹を描く映画『とおいらいめい』が8月27日〜9月23日に池袋シネマ・ロサでレイトショー公開される。このたび、特報と場面写真が公開された。

・このたび公開された特報はコチラ!

 

公開された特報は、三女・音(髙石)が父の死をきっかけに腹違いの姉2人と初めて共同生活をすることになるいきさつや、次第に家族らしくなっていく様子、彗星の衝突による人類の滅亡を前にシェルターの個室を設計、強奪の危険と隣り合わせの日々を送る妻とうまくいっていない妻子持ちの小学校の同級生・良平などが映し出される。

三女・音役の髙石は次のように見る者に問いを投げかける。

「私の思う宮田音ちゃんは、物事に凄く敏感で、頭の中に自分の世界が広がってるような、掴めない、”波の音”のような女の子で、音ちゃんを演じるにあたって、見ている人が、無意識に少し違和感を覚えるような会話のテンポ、『間』を大事に演じました。『とおいらいめい』は、ほのぼのとした日常の中に、時折、今にも崩れていきそうなほど脆くて苦い空気感が、三姉妹が出逢う人や言葉、景色や背景から漂ってくる作品です。そんな今作のラストは、衝撃です。生きたい、と思わせてくれる、心からこの言葉が湧いてくるような、そんなシーンです。皆さんは、あのシーンをどのように感じるのでしょうか」

長女・絢音役の吹越ともみは、次のように本作品を振り返った。

「ノストラダムスの大予言の日が迫っていた頃、授業中しきりに窓の外を眺めていたことを思い出しました。子どもながらに『死』と向き合っていた時間だったのだと思います。大人になり、彗星の衝突により人類が滅亡する……と。次はどうやら本当かもしれません。私はまたゆっくりと向かってくる『死』と向き合い、溢れる気持ちを、今後は絢音に託しました。私も、絢音も、不器用です。恥ずかしいくらい私の顔をしていると思います。世界の終わりなんて想像もし難い壮大なテーマですが、終わりのときも側にあるのは日常であり、家族でした。皆で食べるご飯はやっぱり美味しいし、喧嘩の声さえ愛おしい。これは、この作品から私が教わったことです」

次女・花音役の田中美晴は、次のように本作品をアピールした。

「花音は、一番適当で自由なように見えて、実は家族のことをとても大切に思っている人だと思います。家族、姉妹が好きで一緒にいたいという思いが強いけど、そこを表面上でみせるのは恥ずかしいし嫌なのでないかと感じたので、そこを演じる上で大切にしました。実際に完成した作品を見て、映像の美しさと、ゆったり流れる時間が心地よく、このまま終わってほしくないなと思いました。コロナの影響で1年がかりの撮影となりましたが、それ故に大橋組の絆がさらに深まり、よりよい作品になったのではないかと思います。関わってくださった皆様にはほんとうに感謝しかありません。“世界の終わり“というワードを聞くと、危機迫った雰囲気だったり、絶望で自暴自棄になる人々だったりを私は想像したのですが、この作品はある意味終わりには似つかわしくないゆったりとした生活があります。世界の終わりに3姉妹が、どう過ごすのか、ぜひ注目していただければと思います」

とおいらいめい

・その他の場面写真はコチラ!

 

ばらばらだった三姉妹がゆっくり家族になっていく物語

本作品は、世紀末(1999年)と彗星の衝突により人類の滅亡が数ヵ月後に迫った現在(2020年)の2つの「世界の終わり」を舞台に、ばらばらだった三姉妹がゆっくりと家族になっていく姿を描く。

主演は、『ベイビーわるきゅーれ』で初主演、舞台「鬼滅の刃」竈門禰豆子役でも注目の髙石あかり。

彗星の衝突による人類の滅亡を前にシェルターの個室の設計を担当し、暴力によるシェルター強奪の危険と隣り合わせの日々を送る長女・絢音役で、ドラマ『半沢直樹』の吹越ともみ、妻とうまくいっていない妻子持ちの小学校の同級生・良平と再会する次女・花音役で、日仏合作 『MINORI』でフランスで話題になった田中美晴がトリプル主演を務める。

日本はコロナ禍、ウクライナはロシア軍の侵攻でシェルター等で過ごすという、絶望感すら感じさせる今にぴったりの題材だが、原作は04年上演の舞台。当時主演して『カメラを止めるな!』の主人公の妻役で大ブレイクしたしゅはまはるみと、舞台版の作・演出を担当し本作品では撮影監督を務めた長谷川朋史及び映画『イソップの思うツボ』 などに出演の藤田健彦が結成した自主映画制作ユニット「ルネシネマ」が映画化を企画した。

しゅはま自身も長女・絢音と次女・花音の母役で、藤田は三女・音が唯一本音を話せる八百屋の店主・ 耕三役で出演している。

そのほか、花音の小学校の同級生・良平役でミネオショウ、良平の妻・恭子役で大須みづほ、99年パートの絢音役で森徠夢、99年パートの花音役で武井美優が出演。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭短編部門最優秀作品賞の受賞歴がある大橋隆行監督が「世界の終わり」でも大切なものを瀬戸内を舞台に描く。

『とおいらいめい』が8月27日〜9月23日に池袋シネマ・ロサでレイトショー公開される。

INTERVIEW