千鳥大悟「初めてノブに『ツッコむな！』と思った」 “日本のドン”たちに驚愕

お笑いコンビ・千鳥（ノブ、大悟）と女優の松岡茉優が、3月21日深夜放送の新トークバラエティ『日本のドン』でMCを務めることが分かった。“永田町のドン”笹川堯（ささがわ・たかし）氏や“僧侶のドン”池口恵観（いけぐち・えかん）氏から本音を引き出す。

・千鳥・大悟「髪型はいいが、前歯が乾いて仕方ない！」

業界のドンの本音に迫る新トークバラエティ ノブ「紹介VTRにケロッと登場する人たちがとんでもないんよ！」

同番組は、その業界の超重要人物だがそう簡単に表には出てこない“ドン”を、TBS系28局の記者の総力を挙げてスタジオに招き、MCの千鳥と松岡茉優の3人が話術と人間力で本音を聞き出す新しいトーク番組。

今回は、バラエティ番組初登場となる2人の“ドン”をゲストに迎える。1人目は、“永田町のドン”こと笹川氏。“日本のドン”と呼ばれた笹川良一氏の息子であり、1986年の衆院選で初当選後、国務大臣や自民党総務会長を歴任、2009年に23年間務めた議員活動から引退した後も多くの政治家が笹川氏を慕っている。

2人目は、“僧侶のドン”こと池口氏。超過酷な修行と言われ、燃え盛る炎の前でお経を唱える護摩行に日々つとめ、52歳で前人未到の百万枚護摩行を達成、2020年には高野山・真言宗の最高位・宿老に就任した。密談を行う日本料亭のようなセットで、「粗相のないように…！」と緊張感MAXの3人は“ドン”の登場に自然と背筋が伸びる。

1人目のゲストである笹川氏の紹介VTRには、衆議院議員の石破茂氏や群馬県知事の山本一太氏など、錚々たる面々が登場し、「紹介VTRにケロッと登場する人たちがとんでもないんよ！」と番組冒頭からノブも驚きを隠せない。さらに、東京都知事選挙や東京オリンピックに関する「これぞドン！」というスケールの大きすぎるエピソードが次々に飛び出していく。

2人目のゲストである池口氏が登場すると、そのオーラに3人は驚愕。大悟が「もはや浮いて見えた！」と言うほどだ。歴代総理や有名スポーツ選手、さらには裏社会の人々にまで幅広く慕われる池口氏の“ドンたる由縁”や、驚きのエピソードを次々に深掘りしていく。

松岡茉優「次回は“綿あめのドン”とか少し優しい業界のドンの話も聞いてみたいです（笑）」

収録を振り返ってノブは「各界の“ドン”とお話しする機会はなかなか無いので楽しみでした。事前のスタッフとの打ち合わせの時に、この3人ならフランクに聞けるだろうと思っていたのですが、実際にお話をして“ドン”の凄さを実感しました。お話を聞く中で、様々な攻防戦がありました（笑）。バカなふりをして聞こうと思いましたが、ダメでしたね（笑）。でも、この番組でしか聞けないようなスケールの大きなお話を聞くことができて良かったです」とコメント。

大悟も「刺激的でした。しびれました…。久しぶりに緊張しましたし、怖さもありましたが、僕たちに寄り添ってお話をしてくれて、凄く優しい方々だなと思いました。番組スタッフから事前に、「バラエティですから！」と念押しをされたので、勇気を出して色々とボケたりしたのですが、初めてノブに対して『もうツッコむな！ わしのボケなんてスルーしとけ、ここで止まるな！』と思う部分もありましたね（笑）」と感想を吐露。

松岡は「実際に“ドン”の方を目の前にすると、眼力が凄くて、受け止めるのにもパワーがいりました。目の奥に踏み込んではいけない広大な何かがある気がして、オーラやパワーに圧倒されてしまう部分がありました。でも、お金を払ってでも聞けないような話を聞くことができて、本当に貴重な時間でした。次回は“綿あめのドン”とか少し優しい業界のドンの話も聞いてみたいです（笑）」とリクエストした。

『日本のドン』は、TBS系列にて3月21日深夜23時56分より放送。