松坂桃李、初の単独主演作『ツナグ』で「気負わずに、自然体で」とコメント

『ツナグ』より。松坂桃李(左)と樹木希林(右)
『ツナグ』より。松坂桃李(左)と樹木希林(右)
『ツナグ』より。松坂桃李(左)と樹木希林(右)
『ツナグ』より。樹木希林(左)と松坂桃李(右)

2011年に第32回吉川英治文学新人賞を受賞した辻村深月の感動のベストセラー小説「ツナグ」の映画化作品で、若手俳優の松坂桃李が初の単独主演をはたすことがわかった。

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同作は、死者との再会を望む人のために仲介役をはたす“ツナグ”と、この“ツナグ”を通して他人の人生に深く関わっていく1人の青年の葛藤と成長を描いた感動のファンタジー。

松坂が演じるのは、主人公の高校生・歩美で、人生の先輩として、また“ツナグ”の師匠として、歩美のことを時に厳しくも温かく見守る祖母・アイ子役に樹木希林が扮している。

松坂は『侍戦隊シンケンジャー』の志葉丈瑠役(シンケンレッドに変身)で俳優デビューし、昨年は『僕たちは世界を変えることができない。』『アントキノイノチ』で印象的な演技を披露し、第85回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞に輝いた注目株。今年は、映画『麒麟の翼』に出演したほか、4月スタートのNHK朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』や、映画『今日、恋をはじめます』主演と、出演作が目白押しだ。

初の単独主演について松坂は「変に気負わずに、自然体で現場に存在していようと思っています。『リアルに、そこにいる人を撮りたい』と、監督もおっしゃっているので、歩美のフィルターを通して感じたことを常に意識してやっていこう、と思いました。こういったお話は初めてで、演じるのが楽しいです。樹木さんとの共演も刺激だらけで、貴重でいい経験をさせていただいています」とコメント。

本作にはほかに、佐藤隆太、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、別所哲也、本上まなみ、浅田美代子、八千草薫、仲代達矢と、そうそうたる顔ぶれが出演。また、監督・脚本を『陰日向に咲く』『ROOKIES −卒業−』『JIN -仁-』などを手がけるヒットメーカーの平川雄一朗がつとめている。

『ツナグ』は3月中旬にクランクインし、5月上旬にクランクアップ予定。10月6日より全国東宝系にて公開となる。

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