選挙“あるある”がふんだんに! 田舎町を舞台に繰り広げる、2大政党の代理戦争

#アメリカ大統領選挙#クリス・クーパー#スイング・ステート#スティーヴ・カレル#マッケンジー・デイヴィス#ローズ・バーン#激戦区

スイング・ステート
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他国ごとではすまされない!? アメリカ大統領選激戦区の実態描く

大統領選でトランプに大敗した民主党選挙参謀が起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすドタバタコメディ『スイング・ステート』が9月17日公開される。このたび、田舎の酪農家ダイアナを演じるマッケンジー・デイヴィスのインタビュー映像が公開された。

・トランプ陣営 vs YouTuber! ドタバタ選挙コメディの結末は…

マッケンジーが演じるのは、クリス・クーパー演じる退役海兵隊大佐ジャックの娘で酪農家のダイアナ。

スイング・ステート

今回公開されたインタビュー動画の中で、彼女は本作の魅力を「ごく普通の物語の中に“あるある”が隠されている点」と指摘。「政治やラブコメあるあるに、アメリカの田舎町あるある」とほほ笑みながら本作品を紹介する。

また、政治のあり方が劇場型に変わってきていることも指摘。「政治とは物語を作り上げてること」であり、とくに今の時期は誰が悪人でありヒーローであるかを単純化して作り上げていくことだと言う。そして本作品を、「今の世の中に即した内容だと思う」と政治に関心が高まる今こそ見てほしいとメッセージを寄せる。

また、久々に王道のコメディ作品に主演したスティーヴ・カレルについては、世界中で愛されている俳優だと指摘。「誰もが彼に対して温かい感情を抱いているのは、彼が真の俳優であり、見る者を魅了するから。そんな彼が本作品では狡猾でひねくれた男を演じており、これまでの善良なイメージを覆すから面白い」と、キャスティングの妙についても明かした。

そんな点からすると、彼女の言う「観客の先入観がカギになる」との言葉もうなずける。このように本動画は、本作が観客をアッと言わせることを予感させると共に、期待を抱かせるものとなっている。

・その他の場面写真はコチラ!

田舎の農家町を舞台に繰り広げられる、政権闘争の代理戦争

本作品は、アメリカ大統領選挙で共和党・民主党の支持率が拮抗しており、選挙の度に勝利する側が変動する州=スイング・ステートを題材にしたコメディ映画。

スイング・ステート

民主党の選挙参謀ゲイリー・ジマー(スティーヴ)は、ヒラリー・クリントンが大敗し打ちのめされていたが、ウィスコンシン州の小さな町役場で不法移民のために立ち上がる退役軍人ジャック・ヘイスティングス大佐(クリス)のバズっているYouTube動画を見て、リベラルな演説で人々の胸を打つ彼こそが中西部で民主党の票を取り戻す起死回生の秘策だと確信。スイング・ステート(激戦州)のウィスコンシンを足掛かりに地盤を広げるべきと党を説得し、単身アポなしで田舎の寂れた町ディアラーケンへと赴き、ジャックに民主党からの町長選出馬を要請する。

ゲイリー自身が指揮を取ることを条件にジャックが出馬を了承すると、ゲイリーはジャックの娘ダイアナ(マッケンジー)や住民のボランティアと共に地道な選挙活動をスタート。しかし、対立候補の現役町長ブラウンは、共和党が宿敵トランプの選挙参謀フェイス・ブルースター(ローズ・バーン)を送り込んでくる。その日から、ディアラーケン町長選をめぐるゲイリー vs フェイスの戦い、否、民主党 vs 共和党の巨額を投じた「仁義なき代理戦争」の幕が切って落とされる──。

選挙資金の調達やテレビCMの応酬など、あの手この手の抗争がエスカレートする中、果たして次期政権を懸けたなりふり構わぬ選挙戦の行方やいかに?

『スイング・ステート』は、9月17日公開される。

INTERVIEW