逆境と闘う偉大なヒーローの物語『スクール☆ウォーズ』の胸アツが再び!?

#LGBTQ#シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち#フランス映画

おふざけ時々、水泳!? シャイニー・シュリンプスと笑って泣いて元気になれ!

フランスに実在するゲイの水球チーム“シャイニー・シュリンプス”を題材に作られた映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』が79日に公開される。この度、1980年代の大ヒットナンバー「Holding Out for a Herover.予告が解禁となった。

・映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』予告編

同性愛者への心ない発言をした元オリンピック・銀メダリストの水泳選手マチアス(ニコラ・ゴブ)。その罰として彼に課されたのは、パーティー大好きなゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」のコーチに就任し、LGBTQ+による世界最大のスポーツと文化の祭典「ゲイゲームズ」を目指すことだった! 口を開けばジョークや下ネタばかり、試合の勝ち負けにこだわらないお調子者ばかりのシャイニー・シュリンプスに、マチアスは呆れるばかり。さらにゲイゲームズ開催の地へ向かう道中も、チームはトラブルを起こしまくり…!? どんな時もパワフルに、自由を謳歌するシャイニー・シュリンプスとマチアスたちが引き起こす、ドンチャン騒ぎの意外な結末とは?

今回解禁された予告編では、ボニー・タイラーが歌う1980年代を象徴する世界的大ヒットナンバー「Holding Out for a Hero」が映像を彩る。前半では練習もふざけてばかりのチームに「やってられるか!」と投げ出すマチアスの姿が。しかし、自身をチームに招き入れたリーダーのジャン(アルバン・ルノワール)がメンバーに病気を隠してでも、余命わずかな時間を仲間と一緒に楽しみたいと望んでいることを知り、マチアスは彼らにとっての勝利は試合の勝ち負けだけではないということを次第に理解していく。それぞれが悩みを抱えながらも、人生を明るく前向きに生きるシャイニー・シュリンプスたちが楽しく、時に過激に(!?)人生を謳歌する姿は、これまで多くの人を応援し、元気を与えてきた「Holding Out for a Hero」という楽曲同様、多くの人の心に元気を与えてくれるはずだ!

 「80ʼsヒットソングには人々を一つにする力があると思う」byセドリック・ル・ギャロ監督

Holding Out for a Hero」といえば、日本でも1984年に放送された昭和学園ドラマの金字塔『スクールウォーズ〜泣き虫先生の7年戦争〜』の主題歌で麻倉未稀がカバーしたことで広く知られている。本作のメガホンをとったマキシム・ゴヴァール監督は、年齢、性別、国籍を問わず多くの人に愛され続けている名曲を使った理由について「”Hero”という単語がたくさん出てくるけど、自分のプライドや誇り、勇気を大切にしているキャラクターがでてくる本作にぴったりだと思った」と語っている。逆境と闘う偉大なヒーローが必要という歌詞があるように、ユーモアでどんな出来事もポジティブに乗り越えていく強さを持つシャイニー・シュリンプスにはうってつけの曲である。

 また本作には他にも、サブリナ・サレルノのヒットナンバー「BOYS」といった1980年代の楽曲が使用されている。セドリック・ル・ギャロ監督は「1980年代の楽曲は音楽的にも本当に素晴らしい。そのことに加えて、あの時代は好き嫌いにかかわらず、みんなが同じ曲を聴いていたという時代だった。僕も(共同監督・脚本を担当した)マキシムも子どもの頃によく聴いていたしね。1980年代の音楽には、この音楽を聴いたらひとつになれる、みんなを連帯させるような力があると思う」と、その時代性についても触れながら音楽の持つ力について語った。

 ユーモア溢れる個性的なメンバーが勢揃い! どんな状況でも人生を自分らしく謳歌するシャイニー・シュリンプスといれば、あなたの明日はきっと少しだけハッピーになるはず!

 『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』は、79日より全国公開。

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