スターを夢見る少女はいかにして殺人に手を染めたのか!? 映画史上、最も無垢なシリアルキラー誕生！

#A24 #Pearl パール #X エックス #タイ・ウェスト #ホラー #マーティン・スコセッシ #ミア・ゴス #映画 2023.04.28

マーティン・スコセッシ監督が「ワイルドで魅力的。我々をもてあそぶ傑作！」と絶賛

『ミッドサマー』（19年）を手掛けた最注目スタジオA24が贈る映画『Pearl』が、邦題『Pearl パール』として、7月7日より全国公開されることが決定した。本作より予告とポスターを紹介する。

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ダンサーを志ざし、スターの華やかな世界に憧れるパール。人里離れた農場で厳格な母と体が不自由な父に育てられた彼女は、愛への渇望からスターになることを夢見て、両親の異常な愛ゆえにその夢を腐らせていく。籠の中の無垢なる少女が抑圧から解き放たれたとき、比類なき無邪気さと残酷さをあわせもつシリアルキラーが誕生する。

スタジオA24が製作した本作は、『X エックス』（22年）の前日譚であり、現在製作中の完結編『MaXXXine（原題）』とあわせてA24初の3部作となる。世界の国際映画祭を席巻した本作は、マーティン・スコセッシ監督に「ワイルドで魅力的。我々をもてあそぶ傑作！」と絶賛され、ベネチア国際映画祭を熱狂させた。観客はシリアルキラー・パールの狂気に圧倒されながら、最後にはその笑顔の虜になるだろう。

監督・脚本を手がけるのは、『X エックス』に引き続きタイ・ウエスト。『X エックス』で主人公のマキシーンと最高齢のサイコキラー・パールを演じたミア・ゴスが、本作でも若かりし頃のパールを演じる。ミア・ゴスは、脚本とエグゼクティブ・プロデューサーとしてもクレジットされている。

紹介する予告編では、無邪気だったパールがミュージカルスターになる夢を閉ざされ、残虐なシリアルキラーへと変貌する様が描かれる。パール演じる女優ミア・ゴスの怪演が刺激的だ。バックに流れる印象的な曲は、1928年のミュージカル作品『Good Boy』のために書かれ、マリリン・モンローが歌ったことで有名な「I Wanna Be Loved By You（愛されたいのに）」をアレンジしたもの。

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『Pearl パール』

また、日本版ポスタービジュアルは、大島依提亜氏によるもの。日本ビジュアル向けに英字部分含めてロゴを新たに作成し、テーマカラーの「赤」が映えるヴィンテージ感あるデザインに仕上げられている。「スターになるの」とかわいらしい笑顔をみせる無垢なパールと、その血だらけの手の間には、斧を振り下ろす、覚醒したシリアルキラー・パールの姿が映し出されている。

『Pearl パール』は7月7日より全国公開。

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