第4回横浜国際映画祭では、作品賞にあたるグランプリ、そして最優秀監督賞、最優秀男優賞(北村匠海)、優秀女優賞(宮沢りえ)と4冠を受賞、7月のダナン・アジア映画祭 アジア映画コンペティション部門にて審査員特別賞を受賞した内山拓也監督の『しびれ』。このたび90秒予告編を解禁した。
・内山拓也監督『しびれ』、台湾で満席の大反響 日本映画の存在感を世界へ示す
母が嫌いだった。それでも今は寂しい。
・【動画】【宮沢りえ】息子・北村匠海へ注ぐ絶望と慈愛の20年/映画『しびれ』予告編
新藤兼人賞をはじめ数々の映画賞新人賞を席巻した『佐々木、イン、マイマイン』、続く『若き見知らぬ者たち』と、これまで“現実に抗いながらも何かを掴もうとする若者の青春”を見つめてきた内山拓也監督が、自伝的作品として描く渾身の一作だ。

(C)2025「しびれ」製作委員会
北村演じる大地が母親から届いた手紙を読むシーンから始まる本予告編。そこから、ことばを発することができなくなった大地が、冬の新潟で宮沢演じる母の亜樹と暮らした日々の断片が綴られていき、少年期を演じた榎本司、加藤庵次、幼少期を演じた穐本陽月の姿も収められている。
後半は燃えさかる炎、うねる日本海、鉛色の曇天など壮大なスケールの映像が挿入。息子に激しい感情をぶつける母親の姿は親子の激動の日々を想起させる。

だが、小さな浴槽でふたりが向き合う場面では、それぞれが噛み締める束の間の幸せ、母親からの確かな慈愛が滲み、「母が嫌いだった。それでも今は寂しい。」というキャッチコピーが一層切なく、際立つものに。
ラストには車を運転する成長した大地の横顔が映し出され、その目には微かな光が宿る。セリフこそないものの、変幻自在なまなざしで胸に秘めた怒りや希望を表現した北村、そして、一人の女性の20年を演じ切った宮沢の凄みの一端を見ることができる予告編だ。

そんな息子と母のドラマを盛り上げるテーマソングとして起用されたのは、ロックバンド・NOT WONKのGt./Vo.加藤修平のソロプロジェクト、SADFRANKの「Hymn To Love」。2020年にリリースされた、エディット・ピアフの珠玉の名曲「愛の讃歌」(英題:Hymn To Love)のカバー。
『しびれ』を撮るにあたり、キャストやスタッフへの世界観の共有としてピアフ版「愛の讃歌」を聴いてもらっていたという内山監督。その理由について、監督は「楽曲自体は恋人に宛てたものですが、この普遍性は時代や国境を超えて、家族、親子、友人、国など様々な解釈がなされ、愛についての象徴として広く届いており、自分にとっては“母”への愛として浸透しています。『しびれ』は“ 愛の讃歌” であると思っています」と述懐。
なお、SADFRANKの「Hymn To Love」は、監督が北村に渡していた役作りのための“プレイリスト”にも収録されていたそう。監督と北村、2人にとって創作の“源“でもあった大切な楽曲となっている。
『しびれ』は2026年9月25日より全国公開。
NEWS
PICKUP
INTERVIEW
PRESENT
-



【監督登壇】『猫たちと7000マイルの旅』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2026.08.15 -



田村ツトム&沙倉ゆうののサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『心配無用ノ介 天下御免』
応募締め切り: 2026.08.20









