『トイ・ストーリー5』が洋画新記録を樹立、夏映画の勢力図は?

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トイ・ストーリー5
『トイ・ストーリー5』(C)2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
トイ・ストーリー5
『キングダム 魂の決戦』
『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』

『キングダム』『ちいかわ』も大ヒットスタート

【興収レポート】夏興行が始まった7月、月間興収1位は『トイ・ストーリー5』。7月3日に公開され、5日までのオープニング3日間の興収は24億1510万円。洋画『アナと雪の女王2』(19億4223万円)を上回り、洋画史上歴代新記録を樹立した。

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本作では、カウガール人形のジェシーが少女ボニーの成長を見守っていたが、タブレット〈リリーパッド〉の登場によって日常は一変。ボニーの笑顔が失われていくことに危機感を抱いたジェシーは、ウッディやバズと共に彼女の心を取り戻そうと立ち上がる。

先着入場者特典として、「『トイ・ストーリー5』キャラクタークリアシート」を配布。ウッディとバズ、ジェシーとブルズアイ、リリーパッド、テック・トリオ(スマーティー・パンツ、アトラス、スナッピー)の4種類で1セットとなっており、それぞれ切り取って楽しめる仕様となっている。

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7月3日から20日まで全国8劇場で「トイ・ストーリー・シアター」を実施。ウッディやバズ、ジェシー、リリーパッドたちが映画館の座席に登場するほか、本編上映前には日本版声優によるグリーティング映像を上映。さらに、シアター限定の入場者プレゼントとして卓上スタンディも配布される。

26日までの24日間の興収は85.5億円で、『ズートピア2』(81.2億円)の105%のペース。このまま推移すれば、『ズートピア2』の最終興収157.1億円を超える可能性も十分ありそうだ。(広告の下に記事が続きます)

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『キングダム 魂の決戦』

『キングダム 魂の決戦』(C)原泰久/集英社 (C)2026映画「キングダム」製作委員会

2位は『キングダム 魂の決戦』。人気マンガを実写映画化したシリーズ第5作。馬陽の戦いで秦が大将軍・王騎を失ってから3年。趙の宰相・李牧の策略により、秦以外のすべての国が手を組み、総勢50万からなる「合従軍」が秦への侵攻を開始する。

製作幹事の1社である日本テレビでは、「金曜ロードショー」で7月10日に第1作『キングダム スペシャルエディション』、17日に特別版『キングダム -信と王騎と将軍と-』を放送。特別版はシリーズ3作目と4作目を中心に、佐藤監督監修のもと再構築した作品となっている。

公開10日間の興収は33.5億円で、前作『大将軍の帰還』(36.1億円)の93%。前作が記録したシリーズ最高80.3億円にどこまで迫れるか注目される。

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『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(C)ナガノ / 2026「映画ちいかわ」製作委員会

3位は『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』。人気キャラクター「ちいかわ」をアニメーション映画化。原作者・ナガノの完全監修のもと、原作マンガの中でも特に人気の高い長編エピソード「セイレーン編」を映像化した。

シネコンでの上映回数は通常1日5回程度のところ、15回を超える劇場が続出。日本最大級の動員を誇るTOHOシネマズ新宿では、公開初日の24日(金)、朝8時35分から深夜25時45分までIMAXを含め計29回上映された。

26日までの公開3日間の興収は22.4億円。今年の公開作品では『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』(35億円)、『トイ・ストーリー5』(24.2億円)に次ぐ第3位の好スタートとなっている。(文:相良智弘/フリーライター)

[2026年7月の公開作ランキング]

1位『トイ・ストーリー5』85.5億円
2位『キングダム 魂の決戦』33.5億円
3位『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』22.4億円
(ムビコレ調べ。7月26日時点)