雌鶏が主演のヒューマンドラマ? 養鶏場で卵として産み落とされたときから、黒い雌鶏が見てきたものとは……
アカデミー賞国際長編映画賞のハンガリー代表作品としての選出経歴を持ち、国内外の映画祭で数々の賞を受賞してきたハンガリーの鬼才パールフィ・ジョルジ監督が描くのは、搬送中に逃走した1羽の雌鶏の旅! 異色のヒューマンドラマ『雌鶏』の奇妙な予告編映像が解禁された。
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すべてホンモノ、8羽の雌鶏による実演!

(C)2025 Pallas Film-Twenty Twenty Vision-View Master Films-ZDF
映像は、本作のストーリーテラーとなる1羽の黒い雌鶏が、養鶏場で母鶏から卵として産み落とされる、まさにその誕生の瞬間から始まる。
他の卵と共に次々とベルトコンベアに乗せられた彼女は、途中ふ化し、ふわふわとした黄色いヒヨコの群れの中、ただ一羽の黒いヒヨコとして運ばれていく。
やがて立派な雌鶏へと成長するものの、人間の価値基準によって売り物にならないと判断され、「うまいスープにするさ」という言葉とともにトラックへ乗せられてしまう。
しかし、思いがけずガソリンスタンドで脱出に成功し、生まれて初めて自由を手にした彼女。
犬やキツネ、高速で行き交う車道で命の危険に脅かされながらも、おじさんが営む廃墟と化したレストランへとたどり着く。そこには、幼い娘を育てる事情を抱えたカップルも同居する、どこかワケありな一家の姿があった。

途中、怒り叫ぶ女性や抗議デモの様子なども映し出され、不穏な事件の予感が漂う。
映像の最後には、おじさんが大事な卵でオムレツを作る姿を目の当たりにし、ガクッと肩を落とす雌鶏の姿も。その絶妙な“演技力”は、思わずシュールな笑いを誘う。
人間たちの悲劇と、我が子となるヒヨコとの出会いを夢見る雌鶏――。異なる二つの世界が衝突した瞬間に一体何が起こるのか?
CGIや特殊効果に頼ることなく8羽の雌鶏による実演によって撮影を敢行、人間の尽きない欲望や社会の理不尽さをユーモラスに描き、その高い芸術性と独特な作家性で世界の映画ファンを唸らせた本作。
想像を超えるスリリングな展開と壮大な物語の幕開けを予感させる映像に、期待も高まる!
『雌鶏』は2026年9月25日より全国公開。
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