真木よう子の提案で、真木が歌、椎名林檎作詞・作曲というコラボが初実現!

『さよなら渓谷』のエンディングテーマを歌う真木よう子(左)と作詞・作曲を担当した椎名林檎(右)
『さよなら渓谷』のエンディングテーマを歌う真木よう子(左)と作詞・作曲を担当した椎名林檎(右)

真木よう子が7年ぶりに単独主演をはたした『さよなら渓谷』のエンディングテーマで、「作詞・作曲:椎名林檎/歌:真木よう子」というコラボレーションが初実現することがわかった。

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歌のタイトルは「幸先坂(さいさきざか)」で、椎名は映画を見て本作の詞曲を担当。一方、真木は2011年にTOKYO No.1 SOUL SETのデビュー20周年を記念した企画アルバムで、小泉今日子らの女性アーティストと共に、往年のヒット曲のカバーを歌っているが、今回は本格的に主題歌を担当する運びとなった。

2人はかねてより親交があったそうで、真木は椎名との親交について「5〜6年くらい前、とあるきっかけで連絡先を交換し、そこからメールでやり取りする“メル友”のようにになってゆきました」と説明。続けて「今回、『さよなら渓谷』の主題歌を歌ってほしいとプロデューサーから提案があったとき、自分で歌うということもあって、歌手ではない私が歌うなら信頼できる方とご一緒したいという思いから、ぜひ椎名さんでと逆提案させていただき、実現することができました」と経緯を振り返った。

対して椎名は「一足お先に拝見しました、ありがとうございました。一度鑑賞し終わったとき…、無音のエンドロールをぼんやり眺めていると、真夏の土の匂いのように音楽が沸き上がりました。ずっと昔から渾渾と生まれて来ていたのにずっと見ないフリをして済ませて来ていたかのように、この映画には、一貫して、作為とは無縁の大自然が横たわっていたのです。だからこちらから提供する素材も、決して調理しないよう気を付けました。真木よう子氏も、同じ考えをもって声を出していたのではないでしょうか。はじめからおわりまで、圧巻の名演でした銘作の完成、本当におめでとうございます」とのコメントを発表している。

『さよなら渓谷』は6月22日より全国公開となる。

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