5機はどこに消えた？バミューダトライアングルの謎に迫る3本

#バミューダトライアングル #バミューダトライアングルの謎とは？#別世界への入り口 #古代の宇宙人S2 #解明！バミューダ・トライアングルの謎 2020.12.05

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12月5日は、“バミューダトライアングルの日”とされている。1945年12月5日、アメリカ海軍のアベンジャー雷撃機の編隊5機が、大西洋上空での飛行訓練中に突如消息を絶った。その後、大規模な捜索が行われたが、機体もパイロットも、跡形もなくその姿が消え去ってしまった。彼らはいったいどこに行ってしまったのか。

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この機体が行方不明となった地域こそ、フロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ三角形の魔の海域「バミューダトライアングル」である。この海域では100年以上前から、数え切れないほどの船や飛行機が跡形もなく姿を消したという都市伝説が流布しており、多くの人がその原因についてさまざまな考察、研究を深めてきた。ただの海難事故だという主張する者がいる一方で、宇宙人やブラックホールなどに理由を求める「超常現象説」を唱える者もおり、人々の好奇心、想像力を刺激してきた。それゆえ、映画やドラマなどフィクションの題材として数々の作品が作られてきた。

科学者たちが真相究明に挑む『バミューダトライアングルの謎とは？』

「ディスカバリーチャンネル」などを有するディスカバリー社が日本で展開するビデオストリーミングサービス「Dplay」では、『バミューダトライアングルの謎とは？』と題したドキュメンタリー番組が無料配信されている。ここでは米国トップレベルの研究機関から集まった科学者たちが、海底から上昇するメタンの気泡によるものだという説、突発的な大波、雷など、あらゆる仮説を科学的に検証し、事故の真相究明に挑む姿を描き出す。

海底の水を抜く？『解明！バミューダ・トライアングルの謎』

ドキュメンタリー専門チャンネルの「ナショナルジオグラフィック」では、『解明！バミューダ・トライアングルの謎』（2020年12月12日20時、12月14日5時放送予定）と題する番組が放送される。テレビ東京系の人気番組「池の水ぜんぶ抜く」のバミューダトライアングル版ともいうべきこの番組は、高性能のソナーや水中カメラなどを駆使してこの海域を探り、そのデータをもとに“バミューダトライアングルの水を抜いた海底”を描写。それをもとにして、この海域で起こった事故の謎に迫っていくさまが興味深い。

荒唐無稽だけど面白い！『古代の宇宙人S2』第8話『別世界への入り口』

しかし、どれだけ科学的に検証を行っても、このバミューダトライアングルの謎はいまだ未知なる領域として我々の前に立ちはだかっている。最後に奇想天外なドキュメンタリー番組を一本。歴史専門チャンネル「ヒストリーチャンネル」の人気番組『古代の宇宙人S2』（シーズン2）第8話『別世界への入り口』（Huluでも視聴可能）では、「バミューダトライアングル」から発せられる不思議なエネルギーが、地球に未知なる生物を呼び寄せているのではないか、という仮説を紹介する。かなり荒唐無稽な説なので、信じるか信じないかはあなた次第、というところではあるが、たまにはこういう説に耳を傾けるのも、エンターテインメントとして面白い。（文：壬生智裕／映画ライター）