モンテッソーリ
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ユニークな「教具」や「お仕事」

「モンテッソーリの子育て」がいま注目されている。棋士の藤井聡太やAmazonのジェフ・ベゾス、Facebookのマーク・ザッカーバーグ、アンネ・フランクやバラク・オバマ元アメリカ大統領らが受けたとされる教育メソッドで、女優の杏も子育てに取り入れたり、中田敦彦のYouTube大学でも取り上げられるなど話題を呼んでいる。

その実践過程を写し取ったドキュメンタリー映画『モンテッソーリ 子どもの家』が来年2021年2月19日に公開となる。

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モンテッソーリ

モンテッソーリ教育は、20世紀初頭にイタリアの女性医師マリア・モンテッソーリが確立した教育方法で、「子どものは本来、自分の中に成長していこうとする生命力を持っていて、適切な時期に、適切な環境が与えられれば自分で成長する」のだから、大人は自分一人でできるように援助すれば良いとの考えに基づく。

そのため、子どもたちの成長過程において適切な時期に適切な学びを与えることで、自立心や独立心を育む。

子どもたちは「教具」を選んで「お仕事」と呼ばれる作業をし、異年齢を同じクラスにした縦割りクラスで社会性や協調性を身につける。

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こうして、一人ひとりが自分の発達に合った環境で好きなことを集中しながら学び、試行錯誤を繰り返す過程で意思が生まれ、やがて作業の成熟によってそれが達成できるようになる。

どんな環境にも自分のペースで適応しながら自信を持って生きていけるようになれば、子ども時代のみならず、大人になってからも自分で学び、決断し、やり遂げる「自立した人間」であり続ける。それは、いま活躍している著名人たちの行動力からも見て取れる。

今の時代に求められる教育を考えるきっかけに

子育てにおいては、大人ほど「ねばならない」と考えがちだが、子どもはひとりで成長するものであり、親もそれを観察することで学びがあるものだ。リモート時代を迎え、ともにリビングにいる時間が多くなった今こそ、外で体験してきたことを共有したり、一緒に映画を見たりしてどう考えるか話し合うことが重要になってきているはずだ。

『モンテッソーリ 子どもの家』の舞台は、北フランス・ルーベにあるフランス最古のモンテッソーリ幼稚園。クリスティアン先 生のもと、2歳半〜6歳の28人の子どもたちが同じ教室で学んでいる。子どもたちの活動を妨げないように用いられた小型カメラは、静かに注意深く子どもたちを“観察”し、彼らの自然な表情や伸び伸びとした姿を2年3カ月にわたって記録。ユニークな教具を自らが選んで遊び、水差しの中身を測ったり、花の茎をハサミで切ったり、パズル をしたり……これらが幼稚園での彼らの「お仕事」だ。その過程で訪れる魔法のような数々の瞬間が目の当たりにするだろう。

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