ケネディ家の映画教師だった映像作家の貴重作品が蘇る! トークイベントも

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ジョナス・メカス
左/ケネディ家の子どもの映画教師をしていた1972年の夏に撮った「殴り合い」のシーン。殴られ役はジョンJr.で、殴り役はピーター・ビアード(写真家)。
中/1972年の映画『リトアニアへの旅の追憶』より、母、エルズビエータ。
右/1966年アンソロジー・フィルム・アーカイブズの支援者、ジェローム・ヒルとともに訪れたカシスの浜辺。
(C)Jonas Mekas/ときの忘れもの
ジョナス・メカス
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ジョナス・メカス

ジョナス・メカスの企画展「ジョナス・メカス特集2」が、11月12日から12月13日の1ヵ月、SUNDAY(世田谷・三宿)のギャラリースペースで開催される。

・ジョナス・メカスがゲスト監督/アニエスベー初監督作。映像にも音楽にも鋭いセンス

ジョナス・メカスは、リトアニア生まれのアメリカ人映画作家。1922年に生まれ、実験映画を通じた前衛的な活動を展開。ジャクリーヌ・ケネディに雇われ家庭教師をしていたこともある。

2019年に惜しくもこの世を去ったが、半世紀以上の間ニューヨークで生活。その間に残した「映画日記」の集大成が、今回公開する288分にも及ぶ16ミリフィルム作品『歩みつつ垣間見た美しい時の数々 As I Was Moving Ahead Occasionally I Saw Brief Glimpses of Beauty』(20年)である。

会場では、ジョナス・メカスの16ミリフィルムのプリント作品『フローズン・フィルム・フレームズ』シリーズから約10点を展示・販売。

さらに、写真家の津田直が今年初めにリトアニアでメカスの故郷を取材したときの記録プリント(ライカのインスタントカメラ『ゾフォート』で撮影)も展示される。

会期中に4回『歩みつつ垣間見た美しい時の数々 As I Was Moving Ahead Occasionally I Saw Brief Glimpses of Beauty』が上映されるほか、会期はじめの2日間(11月12日、13日)は、津田直のスライドとトークイベントや、翻訳家の木下哲夫によるDVD鑑賞とトーク(食事付き)も開催される。

フィルムアートの世界に触れる稀少な機会

劇映画ではない映像作家の日常の記録で、しかも実際の16ミリフィルムを映写機と映写技師を使って上映する、極めて貴重な機会だ。前衛映画やフィルムの歴史、現代アートが好きな映像ファンなら必見の上映会である。

稀代の映像詩人メカスが暮らしたニューヨーク、そして彼女が心の拠り所とした故郷を、美しいフィルム映像で振り返ることは、時空を超えた美しい“時間芸術”を巡る旅となろう。(文:fy7d)

[スケジュール等詳細]

●場所:SUNDAY内スペース「露路 Roji」(東京都世田谷区池尻2−7−12 B1F)
●開廊:12:00〜20:00
●16mmフィルム映画『歩みつつ垣間見た美しい時の数々 As I Was Moving Ahead Occasionally I Saw Brief Glimpses of Beauty』上映:11月15日/11月21日/11月28日/12月12日 14:00〜19:30
 ※会場準備のため12:45〜13:30は閉廊
 ※途中休憩3回あり
 ※各回定員20名/要予約。¥2,750(税込)
●津田直トーク&スライド上映『ジョナス・メカス 追憶の旅路』11月13日19:00〜20:30
 ※会場準備のため17:45〜18:30は閉廊
 ※定員20名/要予約。1ドリンク付き¥2,500(税込)
●木下哲夫トーク「メカスさんの思い出」&DVD『メカス1991年夏 ニューヨーク・帯広・山形・新宿・リトアニア』(小口詩子作品/94年/92分):11月14日18:00〜20:30
 ※会場準備のため16:45〜17:30は閉廊
 ※定員20名/要予約。1ドリンク+食事付き¥5,000(税込)