山下智久、8年ぶり日本映画主演で“正直営業”再始動! スケールアップした不動産業界の闇に挑む
原作は390万部突破、NHKのビジネスコメディドラマが満を持して映画化
山下智久が主演を務め、福原遥が共演するNHKドラマ発の映画『正直不動産』が、2026年5月15日より全国公開されることが決定し、特報映像とティザービジュアルも解禁された。嘘がつけない不動産営業マン・永瀬財地(山下)が、スケールアップした不動産業界の難題に“正直営業”で真正面から挑んでいく。
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2022年4月期に放送され、その反響の大きさから2024年1月にはスペシャルドラマを挟み、続編となる「シーズン2」も制作、そして、本年2月にはスピンオフ・スペシャルドラマが放送されるなど、痛快ビジネスコメディドラマとして大きな話題を集めたNHKドラマ『正直不動産』。原作は累計発行部数390万部を突破した小学館「ビッグコミック」連載中の人気漫画。『クロサギ』の夏原武が原案を手掛け、客と業者の情報格差にスポットを当て不動産業界の闇に切り込んだ作品だ。
ひょんなことから“嘘がつけなくなってしまった”不動産営業マン・永瀬財地(山下)と、後輩社員で“カスタマーファースト命”の月下咲良(福原)。家を売る人、そして家を求める人と向き合いながら、正直さと誠実さだけを武器に、海千山千の不動産業界で悪戦苦闘する2人の姿を描く『正直不動産』は、従来のお仕事ドラマとは一線を画す、業界の裏側を痛快に皮肉った社会派コメディとして多くの支持を集めてきた。
そんな人気シリーズが、“3度目の正直!?”として、ついにファン待望の映画化が決定した。「千の言葉のうち真実は三つしかない」ともいわれ、“千三つ”の世界と称される不動産業界を舞台に、わがままな顧客の無理難題、一癖も二癖もある資産家の大家、次々と巻き起こる不動産トラブル、さらにはライバル会社との熾烈な攻防に、嘘をつかない“正直営業”で立ち向かう永瀬の奮闘が、ついに大スクリーンで描かれる。
主人公・永瀬財地を演じる山下智久が、日本映画で主演を務めるのは、興行収入93億円(実写邦画歴代6位)を記録した『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18年)以来、実に8年ぶり。2023年には、世界配信された日米仏共同制作ドラマ『神の雫/Drops of God』で主演を務め、同作が第52回国際エミー賞を受賞。今や活躍の場を世界へと広げている山下にとって、本作は来年迎える芸能生活30周年という節目のタイミングで公開される記念すべき1本だ。

このたび、本作の公開日が2026年5月15日に決定し、すでに出演が発表されている山下智久、福原遥に加え、ドラマシリーズでおなじみのレギュラーメンバー10名の出演が新たに明らかとなった。ドラマシリーズからファンの心をつかんで離さない豪華キャストが再集結し、劇場版ならではのスケールで物語が描かれる。
山下演じる永瀬財地のかつてのライバルで、不動産ブローカーの桐山貴久(きりやま・たかひさ)役には市原隼人。永瀬と月下咲良(福原)が所属する登坂不動産の宿敵・ミネルヴァ不動産立川店の店長で、カリスマ営業マンの神木涼真(かみき・りょうま)役をディーン・フジオカが務める。
さらに、タメ口営業スタイルで成績を伸ばす新入社員・雪野遥香(ゆきの・はるか)を見上愛、神木から営業成績No1の座を奪おうとする副店長・花澤涼子(はなさわ・りょうこ)を倉科カナ、登坂不動産に強い恨みを抱く社長・鵤聖人(いかるが・まさと)を高橋克典が演じる。
そのほか、永瀬の恋人で現在はニューヨーク勤務の銀行員・榎本美波(えのもと・みなみ)役に泉里香、榎本の先輩・愛原麻耶(あいはら・まや)役に松本若菜。“不動産の女帝”と称される大地主・マダム役には大地真央。永瀬が勤める登坂不動産の営業部長・大河真澄(おおかわ・ますみ)役を長谷川忍、社員を厳しくも温かく見守る社長・登坂寿郎(とさか・としろう)役を草刈正雄が務める。

初解禁となる特報映像には、壮大な砂漠でスーツ姿の永瀬が、なぜか巨大竜巻と対峙し、叫ぶ姿が映し出される。「お姉ちゃんたちとパーリーピーポーしてたのに!」と正直すぎる思いをぶちまける永瀬が、美波からビンタを食らうこの場所は、なんとテキサス。嘘をつこうとすると風が吹き、本当のことしか言えなくなってしまう永瀬だが、映画版ではその“風”もスケールアップし、荒野に立ち上る竜巻となって迫り来る。海外投資詐欺をめぐるトラブル解決のためアメリカへ向かった永瀬は、果たしてどうなってしまうのか。
さらに、おなじみの登坂不動産のメンバーが、永瀬の正直すぎる発言に振り回されるドタバタ劇はもちろん、新たな物語の始まりを予感させるやりとりも描かれる。ライバルから親友へと変わったはずの永瀬と桐山は、なぜ殴り合いをしているのか。“カスタマーファースト”命の月下が怒りを露わにする理由とは何なのか。そして、登坂社長の意味深な言葉に込められた真意と——。
海外投資詐欺、契約トラブル、謎の大規模開発計画、悪質な地上げ戦略…。舞台も内容も大幅にスケールアップした数々の不動産案件に、永瀬は“正直営業”でどう立ち向かうのか。
また、永瀬が案内板を手にしたユニークな劇場スタンディもお披露目となった。不動産会社の看板を思わせる、ほぼ等身大の永瀬が映画館で来場者を出迎える。本作ポスター、チラシ、スタンディは、12月26日より全国の映画館(一部劇場を除く)で順次掲出される予定だ。
『正直不動産』は2026年5月15日より全国公開。
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