『「鬼滅の刃」無限城編』公開10日で興収約130億円の歴代最速記録/7月公開作興収ラインキング
#スーパーマン#ファンタスティック4#興収レポート#鬼滅の刃
2位の『スーパーマン』は8.7億円の興収
【興収レポート】夏興行が始まった7月、月間興収1位は『劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来』。
・吉沢亮主演の『国宝』が大ヒット、週ごとに興収が増える異例の事態に
人気アニメの劇場版で、3部作で描かれる「無限城編」では、主人公の竈門炭治郎ら鬼殺隊と、鬼舞辻無惨率いる鬼たちの最終決戦が、鬼の根城である無限城を舞台に繰り広げられる。7月18日から全国452館(通常上映393館、IMAX 59館)で上映開始。
・花江夏樹&櫻井孝宏、石田彰の演技を絶賛「自然と気持ちが溢れてくるアフレコ」『鬼滅の刃 無限城編 第一章』舞台挨拶
シネコンでの上映回数は通常は1日5回のところ、10回以上は当たり前。15回を超えるシネコンも多くあった。公開初日18日(金)午前0時から全国11都道府県(北海道、宮城、東京、神奈川、愛知、大阪、京都、兵庫、広島、徳島、福岡)の24劇場で最速上映を実施し、話題性を喚起した。日本最大級の動員を誇るTOHOシネマズ新宿では18日(金)午前0時に2スクリーンで上映。その後、朝7時から深夜28時までIMAXを含め計40回上映した。
7月18日 (金)~8月7日(木)にかけてシートジャック展開を全国33館で実施。鬼殺隊士12名が描かれた座席カバーを1スクリーン内全席にランダムで設置し、このシアター限定で、竈門炭治郎のウェルカムアナウンスの放送やスタンディを展開している。
『劇場版「無限城編」公開記念!「鬼滅の刃」全七夜特別放送』と題し、『無限列車編』から、『柱稽古編』までの物語をフジテレビ系にて全7日間にわたって一挙に放送(6月28日、29日、7月3日、4日、6日、16日、17日)。公開に弾みをつけた。
ちなみに、20年公開『劇場版『鬼滅の刃』無限列車編』は公開3日間で興収46億2300万円をあげ歴代オープニング記録を樹立し、10日間で107億5400万円の興収だった。
一方、『無限城編 第一章』は7月18~20日までの公開3日間で55億2429万8500円をあげ、歴代新記録に。さらに、公開8日間で興収100億円を突破し、歴代最速の記録を樹立し、27日までの公開10日間の興収は128億7217万6700円。『無限列車編』の最終興収404億3000万円超えに向けて、幸先の良いスタートを切った。
2位は『スーパーマン』(8.7億円)。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどを監督し、アメコミ映画に定評のあるジェームズ・ガン監督がスーパーマンの新たな活躍を描く。
『スーパーマン』(C)&TM DC (C)2025 WBEI
3位は『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(3.5億円)。宇宙ミッションの最中に起きた事故で特殊能力を得た4人が活躍するマーベル映画新作。
なお、『国宝』は7月に入ってからも着実に興収を伸ばし、7月27日時点で76億円。100億円突破の可能性は十分ある。(文:相良智弘/フリーライター)
[2025年7月の公開作ランキング]
1位『劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来』128.7億円
2位『スーパーマン』8.7億円
3位『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』3.5億円
(ムビコレ調べ。7月27日時点)
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会
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