エレガントな上級国民の趣味は“人間狩り”!? 不快すぎる大問題作の本編映像が話題 注目の記事をピックアップ

#恋愛裁判#我来たり、我見たり、我勝利せり#教場

(C)2024 Ulrich Seidl Filmproduktion GmbH
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(C)Kazuko Wakayama
『教場』

映画好きが集うエンタメサイト[ムビコレ]の人気記事をピックアップして紹介!

資本主義の終末的世界を不快に描き、見る者に笑いと怒りを呼び起こす大問題作『我来たり、我見たり、我勝利せり』の本編映像が話題に。また、カンヌ国際映画祭での『恋愛裁判』ワールドプレミアレポートや、『教場』シリーズの集大成となるプロジェクトが始動したニュースも大きな注目を集めた。

 

『我来たり、我見たり、我勝利せり』の本編映像が解禁に

エレガントな“上級国民”の趣味は“人間狩り”!? 資本主義の終末的世界を不快に描き、見る者に笑いと怒りを呼び起こす大問題作『我来たり、我見たり、我勝利せり』の本編映像が解禁となった。

本作は「ユーモアは危険な時にこそ最高に力を発揮する」という信念を持つデュオダニエル・ヘールス、ユリア・ニーマンの日本初公開作品。

金持ちのアンタッチャブルさを極限まで誇張し、歯止めがないシステムの結末と、人々が自分の行動に責任を持たない世界の危険性をつまびらかに描き出す。

起業家として億万長者に成り上がり、幸福で充実した人生を送るマイナート家の長・アモンは、家族思いで趣味の狩りに情熱を注いでいる。ただしターゲットは人間。“狩り”と称し、何ヵ月も無差別に人を撃ち殺し続けている。“上級国民”としてのふるまいを着実に身につけている娘のパウラは、ある日父親と“狩り”に行きたいと言い出す……。

この度本作の主人公である大富豪・アモンの豪華すぎる自宅の映像が解禁となった。映画の撮影を行ったアモンの豪邸は、ベートーヴェンのパトロンの1人であったアンドレイ・ラズモフスキー侯爵のラズモフスキー宮殿が舞台。ぜひ豪邸にも注目しながら本編映像をご覧いただきたい。

・趣味は人間狩り! 上級国民の無法ぶりに吐き気を及ぼす不快な映画、あなたは直視できるか?

齊藤京子「一生忘れられない経験」と感激! カンヌ映画祭レッドカーペットに登場

アイドルの「恋愛禁止ルール」に切り込む問題作として話題の、深田晃司監督『恋愛裁判』。現在開催中のカンヌ国際映画祭でワールドプレミアが行われ、主演の齊藤京子がレッドカーペットに立った。

(C)Kazuko Wakayama
(C)Kazuko Wakayama

世界から注目される深田晃司監督が構想10年、日本独自のドメスティックルール=アイドルの「恋愛禁止ルール」をとりあげた『恋愛裁判』。

この主人公であるアイドル・真衣を演じたのが元・日向坂46でセンターを務めた経験を持つ齊藤京子ということでも話題となっている。

この『恋愛裁判』が現在開催中のカンヌ国際映画祭で「コンペティションの枠には収まりきれない良作を集める部門」であるカンヌ・プレミア部門で、世界初上映となった。

上映に先立ち、レッドカーペットアライバルに深田晃司監督と齊藤京子が登場。白と黒のストライプ柄の可憐なドレスで登場した齊藤は、初めての海外でのレッドカーペットということもあって、緊張の面持ち。だが、多数の海外メディアからの呼びかけにも爽やかな笑顔で応じながら、レッドカーペットを颯爽と歩ききった。

上映会場のドビュッシー・シアターに迎え入れられると、観客の万雷の拍手が。上映後にはスタンディングオベーションが沸き起こり、深田監督と齊藤は何度も深いお辞儀で答えた。そして、齊藤は「一生忘れられない経験。生きてきた中で一番幸せな日」と感激のコメントをのこした。

・齊藤京子「生きてきた中で一番幸せな日」黒白ストライプ柄の“可憐”ノースリーブドレスでレッドカーペットへ登場!/カンヌ国際映画祭

木村拓哉主演『教場』シリーズが映画化決定

木村拓哉が主演を務める『教場』シリーズの集大成となるプロジェクトが始動した。映像化第4弾となる最新作は、シリーズ史上初となる映画として公開される。

(C)フジテレビジョン(C)長岡弘樹/小学館
(C)フジテレビジョン(C)長岡弘樹/小学館

その内部が決して公になることはない警察学校の実態をリアルに描いた長岡弘樹による新感覚警察ミステリー小説「教場」シリーズ。<未来の警察官を育成する警察学校=「教場」>で繰り広げられる、冷酷無比な鬼教官・風間公親(かざま・きみちか)と、様々な想いを抱いて入学してきた生徒たちの手に汗握る対峙が評判を呼び、累計発行部数130万部を突破、2020年には主演に木村拓哉を迎えたSPドラマ『教場』が放送され大きな話題となった。

白髪まじりの髪型で右目が義眼というインパクトの強いビジュアルと、適性がないと感じた者には容赦なく退校届を突き付けて無慈悲に決断を迫るという厳しい風間の姿は、従来の木村拓哉のイメージを裏切りつつもハマり役となり、次々と映像化。2021年には続編となるSPドラマ第2弾『教場』が、2023年には鬼教官・風間公親の誕生秘話を描いた連続ドラマ『風間公親-教場0-』が放送されるなど、大人気シリーズとなった。

そしてついに、連続ドラマの放送から3年の月日が経ち、『教場』シリーズの集大成となるプロジェクトが始動。映像化第4弾となる最新作は、シリーズ史上初となる映画として公開されることが決定した。映画ではどんな生徒たちが登場するのか、そして十崎と風間の対決の行方にも注目だ。

・木村拓哉『教場』シリーズ集大成! 映画化決定、風間と十崎の因縁が再び動き出す