第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション作品として【ミッドナイト・スクリーニング部門】でのワールドプレミアが決定し、全世界から注目される映画『8番出口』。このたび、この謎めいた作品に小松菜奈が出演することとなった。
・二宮和也主演『8番出口』公開前から話題沸騰! カンヌ映画祭「ミッドナイト・スクリーニング部門」に招待決定
名前もないその曖昧さがいろんな想像を掻き立たせてくれる
地下鉄の改札を出て白い地下通路を歩いていく。天井には【出口8】の看板。しかしいつまでも出口に辿り着くことができない。何度もすれ違う同じ男に違和感を抱き、やがて自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気づく。
絶望的な無限回廊から抜け出すことができるのか……そんな世界的大ヒットを記録したインディーズ・ゲームが、川村元気監督によってい映画化されることとなり、二宮和也が主演するという情報が解禁されるや、SNSなどで大きな話題となった。
今回カンヌ映画祭出品を前にして、新たに小松菜奈の出演がリリースされた。
長編映画初出演となる『渇き。』(14年)で「第38回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞。『沈黙-サイレンス-』(16年)ではハリウッドデビューを果たし、以降『糸年』(20年)で「第44回日本アカデミー賞」優秀主演女優賞、大ヒット作『余命10年』(22年)の主演など、幅広い活躍を続けている小松。
だが、その役名はなく、役柄など詳細は、一切不明。
『わたくしどもは。』(24年)以来、約1年ぶりの映画出演となる小松は、今作の公開に向けて「今回の題材はゲームの世界。登場人物は5人。名前もないその曖昧さがいろんな想像を掻き立たせてくれる」とコメントを発表。
さらに「本作はどんな映画になっているか私にもまだ未知です。これは現実? 異変? それぞれがどんな捉え方をするのか、そして、そのゴールに観ていただいた方たちがどんな異変を感じるのか楽しみにしています」と続けた。
謎が深まるばかりの本作への期待は高まる一方だ。
以下、発表されたコメント全文。
■小松菜奈
今回の題材はゲームの世界。
登場人物は5人。
名前もないその曖昧さがいろんな想像を掻き立たせてくれる。
ゲームの世界だけど、現代の描写はどこか見覚えのある光景だったり、なぜか共感できる部分もあり、数々の異変に私はどんな道を辿っているのだろうと何度も不思議な気持ちになりました。
二宮さんとは初共演でしたが、とてもフラットで座長として引っ張ってくれる頼もしい方でした。
繊細なお芝居、ときにテクニカル。二宮さんしか演じられない青年がそこには存在していました。
本作はどんな映画になっているか私にもまだ未知です。
これは現実? 異変? それぞれがどんな捉え方をするのか、そして、そのゴールに観ていただいた方たちがどんな異変を感じるのか楽しみにしています。
また、今回初めてカンヌ国際映画祭に参加させていただきます。自分の目にはどんな景色が映るのか、とても待ち遠しいです。
『8番出口』は2025年8月29日より全国公開。
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