漫画超え?藤井聡太の31年ぶり最年少タイトル挑戦が話題 昼メシはカツカレー

#藤井聡太

第91期棋聖戦5番勝負・第1局にのぞむ藤井聡太
画像はAbemaTVより
第91期棋聖戦5番勝負・第1局にのぞむ藤井聡太
画像はAbemaTVより

将棋棋士の藤井聡太七段が6月8日、都内で第91期棋聖戦5番勝負の第1局に臨んだ。31年ぶりに記録を塗り替え、17歳10ヵ月20日という史上最年少の若さでタイトルに挑戦する藤井に対し、ファンが熱視線を送るほか、各著名人が藤井の快挙にコメントを送っている。

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藤井は2016年12月に、プロ棋士としてデビューし、史上最年少(14歳5ヵ月)で公式戦勝利をおさめた。その後も数々の記録を更新する大活躍を見せ、8日についに、渡辺明棋聖を相手に、史上最年少でタイトル獲得に挑むことになった。

将棋をテーマにしたライトノベル「りゅうおうのおしごと!」の原作などで知られる白鳥士郎は、かつて公式戦28連勝とタイトル挑戦最年少記録が、“絶対に破られない記録”として将棋界で知られていたと解説。同作の執筆では、そのうち1つを主人公に破らせる設定にしたものの、藤井は現実世界でこの2つの記録も塗り替えた。

そんな白鳥は、藤井が棋聖戦の挑戦者決定戦で永瀬拓矢二冠(叡王・王座)に勝利した4日に、ツイッターで「もう俺ラノベ書かなくていいんじゃないかな」と脱帽。8日には、高校生がタイトルに挑戦するという同作のストーリーそのままの出来事を目の当たりにして「現実にその光景が見られるとは…」と驚きの声をもらした。

藤井のプロデビュー戦の相手で、2017年時点に、藤井が3年後にタイトルに挑むと予言していた“ひふみん”こと加藤一二三九段も反応。藤井が8日の同局で、加藤自身が得意としてきた戦法「矢倉」をチョイスしたことを受けて「ひふみん大歓喜」とツイートしている。

まるで漫画の筋書きを超える藤井のサクセスストーリーに、ファンも歓喜。SNSでは「藤井聡太ヤバすぎる。今後30年ライバル不在の絶対王者になりかねん」「何かジーンときちゃう」「もし本当にタイトル獲ったら前代未聞」と反響を呼んでいる。

藤井は記念すべき初タイトル戦の第1局で、昼ごはんにカツカレーを注文。おやつには、日本将棋連盟事務局からパティスリー「ヴィタメール」のレモンマドレーヌ、ゴディバの黒蜜クッキーを提供された。こちらもファンの注目を大いに集めた。

第91期棋聖戦第2局は、6月28日に行われる予定だ。

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