森山直太朗、「地獄の門番みたいな監督」の密着エピソード語る

#森山直太朗

森山直太朗(左)と番場秀一監督(右)
森山直太朗(左)と番場秀一監督(右)
森山直太朗(左)と番場秀一監督(右)
森山直太朗
森山直太朗

ミュージシャンの森山直太朗が12月13日、東京・渋谷のWHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)で行われた映画『森山直太朗 人間の森をぬけて』の初日舞台挨拶に番場秀一監督とともに登壇。長期間にわたって実施された密着撮影の模様や、心境の変化を振り返った。

映画『森山直太朗 人間の森をぬけて』初日舞台挨拶、その他の写真

本作は、森山が2018年10月から全51公演で行っている全国ツアー「人間の森」に長期間密着したドキュメンタリー映画。コンサートの舞台裏から現在に至るまで、長期間密着した膨大な映像を通じて、ありのままの森山の姿を活写する。

森山は本作について「率直にいうと、照れくさいという気持ちがありますが、(撮られたものは)たしかに自分たちが駆け抜けた季節だった。番場くんに撮り切ってもらったという気持ちがあります。だからこの映画の、本当の意味での良し悪しは、今後の活動にかかってくると思います。ひと言で言うと、身の引き締まる気持ちでいっぱいです」とコメント。もともとWOWOWで放送された映像が、映画として公開されることとなり、「そんなことがまかり通るのかと。まさか映画になるなんて驚きのひと言でした」と心境を吐露。番場監督も「始めは番組として制作したんですが、映画にするとなった時に悩んだのは、映画としての強度があるものができるのかなということでした」と続けた。

カメラに密着されることとなり、「今も(番場監督が)カメラを回していますけど、面白いもので、最初はカメラを向けられると、少し理想の自分みたいなものを作っていったんです。でもこのパッと見、地獄の門番みたいな監督と付き合っていくと、だんだんツアーメンバーのように思えてきた。番場くんがいない時はさみしくなってしまった時もあった。番場くんも旅を楽しんでくれて、時にはカメラを持つのを忘れて旅を楽しんでしまって。バンドメンバーから、『ここはカメラを回した方がいいんじゃないの』と怒られたこともあった。最後はカメラがないことが不自然に思うようになりましたね」と話した。

そんな森山の印象に関して番場監督は「もともと知り合う前は視聴者として、普通にテレビで観ていたんですけど、その時からこの人はいいなと思っていたんですよ。それは今も変わらないけど、可愛い人なんですよ。可愛いって大事だと思います」と力説。その言葉に森山も照れくさそうな様子を見せた。

この日は、会場に集まったファンに向けて、森山が「人間の森」を生披露。森山の伸びのある歌声が会場に響き渡り、観客も真剣な表情でその歌声に耳を傾けていた。その様子を間近で見ていた番場監督は「今、直太朗くんが歌っている姿をカメラで撮っていました。(ドキュメンタリーでも)ずっと歌っている姿を追いかけていて、その時も思っていたことですが、本当にいい顔で歌っているなと思いました」としみじみ語った。