忖度まみれの今だからこそ…視聴者の胸に響くあのドラマが4週連続1位に!

#同期のサクラ

『同期のサクラ』
(C)NTV
『同期のサクラ』
(C)NTV

今週、毎年恒例の流行語大賞が発表され、日本中を熱狂させたラグビーの「ONE TEAM」が選ばれた。そんな風潮を反映するように、現在のドラマ界においても、仲間の大切さや絆を描いた作品が大きな反響を呼んでいる。そこで、11月のHulu月間ランキングから、話題作を取り上げたい。

『同期のサクラ』にサイドストーリー登場!伝説の家政婦が同期たちを覗き見!?

今回、ムビコレが注目するのは、先月の5位から大きくランクアップを果たした1位の『同期のサクラ』。週間ランキングで4週連続トップを維持し続けた結果、初の月間王者を獲得した。視聴率も初回こそ8%台であったが、着実にファンを増やし右肩上がり。7話では、最高視聴率となる12%を突破した。

本作では、大手ゼネコンに入社した主人公のサクラと4人の同期との10年にわたる物語が描かれているが、人気の秘訣は何と言ってもサクラの存在感があげられるだろう。曲がったことが大嫌いで不器用だけど、仲間と夢を大切にするサクラ。言いたいことが言えない現代社会の時流や忖度にまみれた政治の世界にうんざりしている人が多い時代だけに、こういったキャラクターが支持され、ある種の憧れを視聴者に抱かせているのかもしれない。

サクラの決め台詞でもある「私には夢があります」をはじめ、ストレートな彼女の言葉も視聴者の胸に響く。夢に破れ、ボロボロになったサクラの運命は今後どうなってしまうのか。放送のたびに「号泣」「感動」の声がSNSで多数上がっているが、最終回に向けてさらなる盛り上がりを見せることは間違いない。

ランキングの傾向としては、2位の『ニッポンノワール −刑事Yの反乱−』や3位の『俺の話は長い』といった国内ドラマが上位を独占するなか、唯一の海外ドラマとして健闘しているのは4位の『ウォーキング・デッド』。12月も国内ドラマとアニメがトップ10を埋め尽くす結果となるのか。それとも、“海外ドラマ界の王者”が意地を見せて有終の美を飾ることができるのかに注目したい。(文:志村昌美/ライター)

【Hulu 11月の月間ランキング/TVシリーズ】
1位『同期のサクラ』
2位『ニッポンノワール −刑事Yの反乱−』
3位『俺の話は長い』
4位『ウォーキング・デッド』
5位『僕のヒーローアカデミア』
6位『チート 〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』
7位『鬼滅の刃』
8位『月曜から夜ふかし』
9位『Dr.STONE』
10位『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』