ロブ・コーエン監督「実際に嵐を作った」/『ワイルド・ストーム』メイキング映像

#ワイルド・ストーム#パニック映画#ロブ・コーエン

(C) CATEGORY 5 FILM, LLC 2017
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史上最大規模のハリケーンが襲来する中、金庫に眠る6億ドルを狙う武装強盗団VSセキュリティ&気象学者の死闘を描いた『ワイルド・ストーム』。『ワイルド・スピード』のロブ・コーエン監督がメガホンをとるこのディザスター・パニック映画のメイキング映像が到着した。

[動画]『ワイルド・ストーム』メイキング映像

アメリカで使用されるハリケーンの強さを表すレベルは5段階。 中でも、もっとも強大「多くの建物が倒壊し、海岸線沿いでは大洪水が発生する恐れのある猛烈なハリケーン」といわれるのが、本作で描かれるカテゴリー5のハリケーンだ。そんな記録的な大災害が迫り、住民たちが避難する中、混乱に乗じて財務省の紙幣処理施設から6億ドルにも及ぶ現金を強奪しようと武装集団が襲撃する。

これを阻止しようと立ち向かうのが、最強の災害用特殊車両「ドミネーター」を操る気象学者のウィル(トビー・ケベル)と、施設のセキュリティを担当するケーシー(マギー・グレイス)。ドミネーターは、銃弾を簡単に弾き飛ばす装甲を持ち、アスファルトで舗装された道路を貫通させる強固な杭により、ハリケーンの衝撃に耐える機能を備えており、彼らは猛烈な嵐と銃弾の中、決死の行動に打って出る。

到着した映像は「嵐との闘い」と名付けられたメイキング。コーエン監督は本作について「見てほしいのはアクションシーンだ」と明言。「実際、カメラの前で嵐を作ったんだよ。CGなどには頼ってない」と自信満々に語ると、「本当に嵐が存在したんだ。モンスターと戦っているような感覚を観客に味わってほしんだ」と続ける。その言葉どおり、大量の水をホースから放つなど、スタッフが手作業で大嵐を起こし、その中でキャストがアクションを繰り広げるド迫力なシーンが映し出されていく。

武装集団のリーダーであるパーキンス役を演じたラルフ・アイネソンは「観客は多くのシーンがCGだと誤解するに違いない。ロブの指示で実際に演じて撮影したとは思わないだろう」とほくそ笑む。

また、アクションシーンの演出方法についても監督は「先にスタントに実演させてから役者に演じさせた。動作を先に決めて、役者にそのとおり動いてもらう」と明かしている。

『ワイルド・ストーム』は1月4日より新宿バルト9ほかにて全国公開となる。

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