こんな赤楚衛二が見たかった！『こっち向いてよ向井くん』のキュートさにやられる

33歳、実家暮らし、彼女いない歴10年の男を赤楚衛二が好演

赤楚衛二の魅力、イケメンだけど親近感があってどこか放っておけない感じを堪能できるドラマ『こっち向いてよ向井くん』が、日本テレビ系で毎週水曜22時から放送中だ。配信先のHuluでは、早速7月の月間ランキング＜国内ドラマ＞部門で4位にランクイン。今回は、夏の夜に胸キュンと笑顔を運んでくれる本作をピックアップ。

・『チェリまほ』の愛され俳優・赤楚衛二、見る者を虜にする等身大の魅力！

『こっち向いてよ向井くん』は、「FEEL YOUNG」（祥伝社フィールコミックス）に連載中の、ねむようこ作の同名漫画が原作。35歳独身男の間違いだらけの恋をコミカルに愛情を持って描いている。その実写化となるドラマでは、主人公の年齢が33歳と少しだけ若くなっているが、実家暮らしで10年間も恋をしていない、という設定は同じ。その33歳独身男を赤楚衛二が演じている。赤楚といえば2020年に単独でドラマ初主演を飾った『チェリまほ』こと『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』で大ブレイク、昨年は『舞い上がれ！』でNHK連続テレビ小説に初出演するなど、今、のりにのっている俳優だ。

いい男なのに恋愛下手、ずれてる感じが面白い

見た目よし、性格もよさそう、仕事もできる“いい男”の向井悟。でも、実家で母と妹とその結婚相手（義弟）と同居しており、10年間彼女はいなくて、「前の彼女と別れたときは頼りがいがなかったけれど、今の俺は違うんだ」と何かにつけ元カノのことを考えている。そんな向井くんの前に、さまざまな女性が現れる。久々に彼女ができるチャンス！と思いきや……。

「こんないい男、周りが放っておくわけないでしょう」と思うものの、何かちょっとずれてるというか、彼女ができないのもわからなくもない、という感じを赤楚が絶妙に可愛らしく演じていて、見ているだけでニヤニヤしてしまう。妹の夫が営む飲食店の常連客の坂井戸洸稀（波瑠）とは友人で、向井の恋愛における思い違いを女性目線であれこれ指摘されるのだが、そのやりとりも面白い。その洸稀は、仕事の同僚でスマートな恋愛巧者の環田和哉（市原隼人）と大人の恋に突き進みそうで、「そんな男はだめだ」と心配する向井くんがまたいい。

元カノと再会でどうなる？

現在放送済みの第4話までの間に、派遣社員の女性、遊び慣れた女子、結婚願望の強い女性、と次々と向井くんの前に恋人候補が現れたが、8月9日放送の第5話ではついに元カノと10年ぶりに再会することに。復活愛があるのか、新たな恋が訪れるのか。恋愛に対して誠実で、彼女が欲しいと思っているのに恋愛の始め方や進め方がよくわからないという不器用男子の恋愛模様は、男女問わず共感できるに違いない。今後の展開も要チェックだ。（文：中山恵子／ライター）

【Hulu 7月の月間ランキング／TVシリーズ】
1位『呪術廻戦懐玉･玉折／渋谷事変 (第2期) 』
2位『最高の教師　1年後、私は生徒に■された』
3位『CODE －願いの代償－』
4位『【推しの子】』
5位『夫婦が壊れるとき』
6位『謎とき冒険バラエティー世界の果てまでイッテＱ! 』
7位『名探偵コナン』
8位『Nizi Project Season 2』
9位『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－』
10位『月曜から夜ふかし』

【Hulu 7月の月間ランキング／海外ドラマ】
1位『THE HEAD』Season 2
2位『FBI：特別捜査班』
3位『シカゴ・メッド』
4位『THE HEAD』
5位『ラ・ブレア』
6位『ウォーキング・デッド』
7位『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』
8位『マダム・セクレタリー』
9位『クロスファイア銃声のあと』
10位『アウトランダー』

【Hulu 7月の月間ランキング／国内ドラマ】
1位『最高の教師　1年後、私は生徒に■された』
2位『CODE －願いの代償－』
3位『夫婦が壊れるとき』
4位『こっち向いてよ向井くん』
5位『癒やしのお隣さんには秘密がある』
6位『だが、情熱はある』
7位『Dr.チョコレート』
8位『3年A組－今から皆さんは、人質です－』
9位『ハコヅメ～たたかう! 交番女子～』
10位『ブラッシュアップライフ』

【Hulu 7月の月間ランキング／アニメ】
1位『呪術廻戦懐玉・玉折／渋谷事変 (第2期) 』
2位『【推しの子】』
3位『名探偵コナン』
4位『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－』
5位『マッシュル-MASHLE-』
6位『無職転生Ⅱ ～異世界行ったら本気だす～』
7位『わたしの幸せな結婚』
8位『「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』
9位『異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する～レベルアップは人生を変えた～』
10位『BLEACH 千年血戦篇』