清水監督も「批評家からの評価は最高の喜び」
西畑大吾(なにわ男子)主演映画『忌怪島/きかいじま』が、第43回ポルト国際映画祭において批評家賞(CRITICS AWARD)を受賞。本作で描かれる、島という閉鎖空間を舞台に今話題のVR空間を表現し、現実世界と仮想世界という2つの空間で押し寄せる恐怖が独創的なアイデアとして評価された。
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ポルト国際映画祭の歴史は1980年に始まる。ファンタジーとポルトを合わせた造語“ファンタスポルト”の愛称で親しまれており、ファンタジーやホラー、SFなどのジャンル映画に特化した国際映画祭でピーター・ジャクソンやギレルモ・デル・トロをはじめ米アカデミー賞でオスカーに輝いた名立たる映画監督たちも初めてメガホンをとった作品を本映画祭で初上映するなどヨーロッパを代表する映画祭の1つだ。清水崇監督は2021年にも同映画祭にて“恐怖の村”シリーズ第2弾『樹海村』で最優秀作品賞を獲得しており、それに続く受賞となった。この度、清水監督から喜びのコメントも到着した。
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「ファンタスポルト映画祭にはご縁があるのか?……数年前に拙作「樹海村」“SUICIDE FOREST VILLAGE”がグランプリをいただきながら、コロナ禍で現地には伺えずのままで、非常に喜ばしいのに悔しかったのを思い出します。しかし、こうしてまた本映画祭にて、数多くの作品を鑑賞/研究されているであろう批評家の方々からの賞賛をいただけるのは、クリエーターとしてこの上ない喜びと光栄の至りです。これを機に、より多くの方々に拙作「忌怪島」“IMMERSION”を世界中でご覧いただける事を願って――」と語った。
今後は、ブラジルのポルトアルグレ国際ファンタステック映画祭(通称ファンタスポア)への出品も予定されており、同映画祭での賞獲得への期待も高まるかぎりだ。
映画『忌怪島/きかいじま』は、6月16日公開。
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