実写映画『鋼の錬金術師』完結編二部作公開へ 山田涼介ら続投 スカー役は新田真剣佑

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鋼の錬金術師
(C)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2022 映画「鋼の錬金術師 2&3」製作委員会
鋼の錬金術師
鋼の錬金術師

連載20周年の新プロジェクトとして、Hey!Say!JUMPの山田涼介主演、本田翼、ディーン・フジオカ共演の新実写映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』が二部作連続公開されることが分かった。

・イシュヴァールの民に扮した新田真剣佑のビジュアルはこちら!

イシュヴァールの民・スカー役は新田真剣佑

本作は、実写映画『鋼の錬金術師』(17年)の正統続編にして完結編。二部作で構成され、前編は『復讐者スカー』、後編は『最後の錬成』という副題がそれぞれ付く。『復讐者スカー』は、原作でも人気のキャラクターである、“傷の男(スカー)”が中心の物語になる。右腕に分解の錬成陣を刻み込み、かつて国軍によって滅ぼされた「イシュヴァールの民」の復讐のために、全ての国家錬金術師の抹殺を誓う男だ。主人公のエドも命を狙われ、2人は相対することになる。『最後の錬成』は、原作のクライマックスシーンである“お父様”との戦いと、その後のエドとアル、そして仲間たちを描き切るという。

主演は前作に引き続いて山田。本作の主人公で、“鋼の錬金術師”の異名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックの最後の旅を演じる。山田は完結編に臨むにあたって「チャンスがあれば完結まで演じたいと強く思っていたので、やるからには前作以上のものにしたいと思い、クランクイン半年前から食事制限や体作りを始めて、撮影に挑みました。撮影は大変でしたが『やっぱりこの作品が好きだ』という気持ちが自分を奮い立たせ、最後まで乗り切ることができました。エドとアルの最後を見届けてもらえたら光栄です」と完結編への強い意気込みを語っている。

前作に引き続き、エドとアルの幼なじみで、機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベルを本田が演じる。本田は「4年ぶりのハガレンの撮影でしたが、エドとアルとの距離感も、前作からの信頼関係をしっかりと引き継いで撮影に臨めたと思います。そしてキャストの方々、スタッフの皆さん変わらず、明るく楽しい現場でした。もともと原作が子供の頃から大好きでしたが、今回、撮影前にアニメをもう一度、見直しました。完結編は前作よりもシリアスな場面も多く、ウィンリィとしては家族の過去、そしてスカーと対峙するシーンなどもあるので、繊細な感情表現を意識して取り組みました。この物語が最後まで描かれ、そしてこの作品に携われたこと、とても嬉しく思います」と意気込みと喜びをのぞかせる。また、“焔の錬金術師”の異名を持つ国家錬金術師ロイ・マスタング大佐も引き続きディーンが演じる。

主人公エドの命を狙うスカーを演じるのは、新田真剣佑。新田は「スカーは強くて、怖いですが、うちに秘めるものが深く、ブレない強い芯があるところが魅力的だと感じました。原作でも人気のスカー。完成が楽しみです。」とスカーの魅力を語る。

また、アメストリス軍の大総統キング・ブラッドレイを舘ひろしが演じる。舘は「最初に台本をいただきましたが、『鋼の錬金術師』の世界をもっと深く知るために、原作も読みました。ブラッドレイは基本的にはすごく悲しい存在だと思いましたので、その部分を意識して演じました。初めてブラッドレイの衣装を着た時は、この世界に入っていけることが楽しくて、本当に素晴らしい経験をさせていただきました」とハガレンの唯一無二の世界に入っていく喜びを語る。

さらに新キャストとして、東の大国シンから不老不死の法を求めてやってきた、シン国第十二皇子リン・ヤオを渡邊圭祐が、リンの護衛ランファンを黒島結菜が、ランファンの祖父フーを筧利夫が演じる。アメストリス軍にも新キャストが追加となり、“剛腕の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師アレックス・ルイ・アームストロング少佐を山本耕史が、その姉で“氷の女王”の異名を持つオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将を栗山千明が、“紅蓮の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師ゾルフ・J・キンブリー中佐を山田裕貴が演じる。

他の新キャストは、エドとアルの母親トリシャ・エルリックに仲間由紀恵、ウィンリィの機械鎧技師の師であり祖母のピナコ・ロックベルに風吹ジュン、ウィンリィの父ユーリ・ロックベルに藤木直人、母サラ・ロックベルに奥貫薫、ホムンクルスのセリムに寺田心、シン国第十七皇女メイ・チャンに中国出身のモデル・歌手・女優のロン・モンロウ、エドとアルの師匠イズミ・カーティスを元宝塚歌劇団の女優、遼河はるひが演じるなど、幅も広く超豪華なキャストが揃った。

解禁されたビジュアルは2種類。降りしきる雨の中、右腕の機械鎧(オートメイル)を破壊され愕然とした表情で膝をつくエドと、その奥で鎧の体を破壊されて倒れこむアルの写ったビジュアルと、分解の錬成陣が刻まれた右腕を構えながら、獲物を狩るような鋭い視線を放つスカーのビジュアル。エドとアルが初めてスカーに遭遇し戦った際に、スカーによって破壊されたエドの機械鎧(オートメイル)とアルの鎧。このことがきっかけで、何が何でも生き抜いて、一緒に元の体を取り戻すという目的を再確認することになったエドとアル。物語の中でも象徴的なこのシーンは映画本編でどのように描かれているのか、期待が膨らむビジュアルとなっている。

『鋼の錬金術師 完結編』の前編『復讐者スカー』は5月20日、後編『最後の錬成』は6月24日より全国公開。

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