なぜ彼らは殺人を犯したのか? 10代加害者の姿から見えてくる現代社会の闇

#Hulu#ドキュメンタリー#塀の中の少年たち#塀の中の少年たち -なぜ彼らは殺人を犯したのか-#犯罪

塀の中の少年たち -なぜ彼らは殺人を犯したのか-
『塀の中の少年たち -なぜ彼らは殺人を犯したのか-』Huluで配信中
(C)2022 A&E Television Networks. All Rights Reserved.

犯罪者たちの生い立ちや被害者家族の真実に迫る

今後の日本社会に大きな影響を与えるであろう出来事のひとつといえば、民法の改正によって今年4月から成年年齢が20歳から18歳に変更されること。それと同様に少年法改正も施行されるため、罪を犯した若者たちに対する処分や報道の在り方など、さまざまな変化が予想される。そこで、少年犯罪に対する知見を広めるためにも見ておきたい話題の海外ドキュメンタリーを2月2日~8日のHulu週間ランキングからピックアップしていきたい。

人食い伝説で憎しみ合う密林の部族を和解に導く日本人学者がいた!

今回ムビコレが取り上げるのは、海外ドキュメンタリー&バラエティ部門で2位にランクインしている『塀の中の少年たち -なぜ彼らは殺人を犯したのか-』。本シリーズの舞台である“犯罪大国アメリカ”では、終身刑を言い渡された少年犯罪者の数は2000人を超えている。そんななか、2012年に絶対的終身刑は違憲という判決が下されたため、10代で恐ろしい凶悪犯罪に手を染めてしまった犯罪者たちが今後どのように裁かれるのかが議論されているところだ。

現在配信されている各エピソードでは、射殺や強盗殺人、一家惨殺などの凄惨な事件の加害者が再審請求していく様子とともに、犯罪者たちの生い立ちや被害者家族の真実などに迫っていく。国によって司法制度は大きく異なるものの、現代社会が抱える闇と向き合う機会を与えてくれるシリーズとなっている。

そのほかに注目作として挙げられるのは、4週連続で1位に輝いた『世界10大ミステリーを追え!』。いまなお不可解な話や謎で溢れている人類の歴史に、進歩した科学技術とともに専門家たちが解明に立ち向かう。取り上げている内容は、監獄島アルカトラズからの脱獄にはじまりUFOの隠ぺい工作、切り裂きジャックの新仮説、ヒトラー生存説など。いずれも興味深いテーマだけに、ひと味違うドキュメンタリー作品を求めている人にはオススメのシリーズだ。(文:志村昌美/ライター)

【Hulu 2月2日~8日の週間ランキング/TVシリーズ】

1位『「鬼滅の刃」遊郭編』
2位『真犯人フラグ』
3位『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』
4位『THE FIRST -BMSG Audition 2021-』
5位『逃亡医F』
6位『進撃の巨人』
7位『名探偵コナン』
8位『謎とき冒険バラエティー 世界の果てまでイッテQ!』
9位『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』
10位『有吉の壁』

【Hulu 2月2日~8日の週間ランキング/海外ドラマ】
1位『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』
2位『グッド・ドクター 名医の条件』
3位『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』
4位『ウォーキング・デッド』
5位『シカゴ・メッド』
6位『FBI:特別捜査班』
7位『プリティ・リトル・ライアーズ』
8位『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』
9位『Lの世界 ジェネレーションQ』
10位『S.W.A.T.』

【Hulu 2月2日~8日の週間ランキング/海外ドキュメンタリー&バラエティ】

1位『世界10大ミステリーを追え!』
2位『塀の中の少年たち -なぜ彼らは殺人を犯したのか-』
3位『古代の宇宙人』
4位『人類滅亡 -LIFE AFTER PEOPLE-』
5位『ブリティッシュ ベイクオフ』
6位『シークレット in ジェイル ~囚人同士の秘密の暴露~』
7位『億万長者と玉の輿 ~セレブ妻は楽じゃない~』
8位『HANGAR 1 ~UFOファイルが眠る場所~』
9位『サタデー・ナイト・ライブ』
10位『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』

【Hulu 2月2日~8日の週間ランキング/アジアドラマ】
1位『コーヒーを飲みましょうか?』
2位『トッケビ ~君がくれた愛しい日々~』
3位『商道 (サンド)』
4位『ジャスティス -復讐という名の正義-』
5位『成化十四年 ~都に咲く秘密~』
6位『魔女の城』
7位『ブラックドッグ ~新米教師コ・ハヌル~』
8位『偉大なショー ~恋も公約も守ります!~』
9位『ウォンニョ日記』
10位『私のIDはカンナム美人』

INTERVIEW