76歳現役の世界的ダンサー田中泯──山梨で農業で体作りし、舞う!

#アート#アニメーション#ダンス#ドキュメンタリー#メゾン・ド・ヒミコ#名付けようのない踊り#山村浩二#犬童一心#田中泯

名付けようのない踊り
(C)2021「名付けようのない踊り」製作委員会
名付けようのない踊り
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山梨で畑仕事をしながら野外フェス

犬童一心監督が世界的なダンサーとして活躍する田中泯の踊りと生き様を追った映画『名付けようのない踊り』が、来年22年1月28日に全国公開される。それに先駆け、田中ゆかりの土地・山梨で、1月21日より先行公開されることが決まった。1月22日には、田中泯、犬童一心監督の舞台挨拶も行われる。

・76歳のダンサーを85歳のカメラが捉える…「私はそこに居ながら、心は遠くへ放たれていた」

田中は40歳の時に「畑仕事によって自らの身体を作りその身体で踊る」ことを決め、山梨で生活している。

「農作業をすることで身体もしっかり使えて、尚かつ踊りの練習をしやすいと思ったんですね。さらに 今度は、農業そのものの面白さにも惹かれていった」

名付けようのない踊り

田中は、山梨県の白州に移動農業を礎とした生活を開始した後、88年には山村の土地を生かし、当時日本国内ではまだ珍しかった野外芸術フェスティバル「白州アートフェスティバル」(1988年〜92年)「アートキャンプ」(93年〜99年)「ダンス白州」(2001年〜09年)などを主催。現在も踊りや撮影で山梨と各地を行き来しながら、山梨で日々畑仕事を行い、15年 8 月からは山梨日日新聞でエッセー「えんぴつが歩く」を執筆・連載する。

田中泯と共に旅するような新感覚映像体験

本作品は、1978年にパリデビューを果たし、世界中のアーティストと数々のコラボレーションを実現するなど、現在までに3000回を超える公演を実現してきた田中泯のダンスを、『メゾン・ド・ヒミコ』への出演オファーをきっかけに親交を重ねてきた犬童一心監督が、ポルトガル、パリ、東京、福島、広島、愛媛などを巡りながら撮影し、『頭山』でアカデミー賞短編アニメーション部門に日本人で初めてノミネートされた山村浩二によるアニメーションなども交えながら描いたドキュメンタリー作品。

名付けようのない踊り

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74歳のときポルトガル・サンタクルスの街角で踊り「幸せだ」と語る姿は、どんな時代にあっても好きなことを極め、心のままに生きる素晴らしさを気付かせてくれる。同じ踊りはなく、どのジャンルにも属さない田中のダンスを間近に感じさせながら、見るものの五感を研ぎ澄ます新たな映像体験をもたらしてくれる。

『名付けようのない踊り』は、来年22年1月28日に全国公開、山梨で1月21日より先行公開される(https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=unnameabledance)。