強烈な描写で途中退場続出…伝説のカンヌ問題作『アレックス』“逆転完全版”

#アレックス STRAIGHTCUT#ギャスパー・ノエ#モニカ・ベルッチ

アレックス STRAIGHTCUT
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ギャスパー・ノエ

映画『アレックス STRAIGHTCUT』より、奇才ギャスパー・ノエ監督自ら手がけた新ポスタービジュアルが解禁された。

・映画『アレックス STRAIGHTCUT』解禁された新ポスタービジュアルはこちら!

鬼才ギャスパー・ノエ✕モニカ・ベルッチ主演!「取り返しのつかない」一夜の悲劇を描いた超問題作“逆転完全版”

本作は、2003年に公開された映画『アレックス』を、手がけたギャスパー監督自らが時間軸に沿って再編集。逆転完全版ともいえる『アレックス STRAIGHTCUT』としてよみがえらせた。

約20年前に第55回カンヌ国際映画祭で公開された『アレックス』。“イタリアの至宝”モニカ・ベルッチが受ける暴力と、その復讐が招く一夜の悲劇を描き、リアルかつ強烈な描写の連続に途中退場者が続出。全仏283館で拡大公開されるや否や動員60万人を記録し、イタリア、ベルギー、スイスでも驚愕の動員数を叩き出した伝説的作品だ。

再編集版の『アレックス STRAIGHTCUT』は、「ひっくり返せない、不可逆、取り返しがつかない」という原題『Irréversible』が意味するように、エンディングテロップから始まり時系列を逆から描くという挑戦的な構成だ。

解禁された新ポスタービジュアルは、モニカ・ベルッチ演じるヒロインのアレックスが地下道内でたたずみ、これから待ち受ける残酷な運命を想起させるビジュアル。なんと手がけたのはギャスパー・ノエ監督本人で、日本公開のために忙しい合間を縫って作り上げた。本作のダークな部分をより連想させる印象的なものとなっている。ギャスパー監督は、日本の諺(ことわざ)をリサーチし、本作を日本語で表すなら「一寸先は闇」と話している。

ギャスパー監督はさらに、炎に包まれ燃える車の前で煙草をくゆらす自身の秘蔵写真も解禁。日本公開に向けて、強い思い入れがうかがえる。

公開される新宿武蔵野館では、オリジナル版の『アレックス』も同時上映が決定。新ビジュアルのポスターも特別掲示される。それに先駆けて10月15日の開館時より、本作の地下道体験ができる赤い不思議なディスプレイ空間も登場する。日本でも、再び『アレックス』旋風が巻き起こるかもしれない。

『アレックス STRAIGHTCUT』は10月29日より全国順次公開。

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