広瀬すず熱演、予告編だけで泣ける!

#いのちの停車場#吉永小百合#広瀬すず#松坂桃李#西田敏行

松坂桃李と広瀬すずが共演

都内の終末期医療専門病院に勤務し、命の終わりを真摯に見つめる現役医師であり作家でもある南杏子原作の「いのちの停車場」が、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行らの出演により映画化。この度、涙と希望があふれる感動の特別バージョン予告編が公開された。

吉永小百合主演、松坂桃李、広瀬すずらが贈る心揺さぶるヒューマン医療ドラマ

原作者の南杏子は大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て結婚、出産後に学士編入を果たし医師となった異色の経歴を持つ。監督は『八日目の蝉』で日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いたのをはじめ、モントリオール世界映画祭など名だたる映画賞を受賞した成島出。吉永小百合、類稀な演技力で日本アカデミー賞に輝いてきた松坂桃李、広瀬すず、そして西田敏行らの豪華キャストが総出演する。

とある事件をきっかけに勤務していた東京の救命救急を辞め、在宅医療専門医として故郷の金沢にある「まほろば診療所」で働き始めることとなった白石咲和子(吉永小百合)。「まほろば診療所」の院長の仙川徹(西田敏行)、看護師の星野麻世(広瀬すず)、咲和子を慕って東京からやって来た医大卒業生の野呂聖二(松坂桃李)たちに支えられながら、身体の治療だけではなく、支える家族や患者たちの心と向き合うことの大切さに気づいていき、「いのちの在り方」「生きるという意味」について深く考えるようになる。

今回公開された特別バージョン予告編では松坂桃李、広瀬すずを中心に「まほろば診療所」の4人が、患者とその家族に向き合い、最期の一瞬まで“自分らしく”生きようとする患者の願いに寄り添う場面が描かれていく。とりわけ、サイドストーリーともいえる野呂(松坂桃李)と麻世(広瀬すず)の若い2人が初めて触れる少女の「最後の願い」が中心に描かれており、優しくて暖かな感動を予感させる、まさに特別な予告編となっている。

「いのち」に向き合えず医師になれなかった青年と、事故で家族を失い「いのち」を見失った看護師の若い2人。大切な何かを見失った2人が「まほろば診療所」で出会ったのは、健気に患者と向き合う医師、咲和子(吉永小百合)の姿。

小さな体で懸命に生きようとする少女の<最後の願い>に触れることで、彼らは次第に失った大切な何かを取り戻していく。少女を優しく、時に涙をこらえ見つめる麻世(広瀬すず)の眼ざし、そして涙をこらえることなく感情のおもむくままに一心にみつめる野呂(松坂桃李)の眼差しは、苦しくて、優しくて、時にあたたかでこの時代に失った大切な何かを思い出させてくれるようだ。

予告編を彩るのは、名曲「Amazing Grace」。多くの人から愛され、厳かな響きと神からもたらされる恵と希望が歌われる楽曲が予告編をさらに盛り上げ、あふれる感動の涙を誘う。

あたたかな思いと覚悟をもった医師たち、そして患者と家族たちの姿。“いのち”に、そして“最後の願い”に向かう全ての人たちをやさしく包みこむような本作に注目したい。

『いのちの停車場』は2021年5月21日より公開。

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