映画『ナタ転生』特別映像

#3DCGアニメ#ナタ転生#中国

3000年前の神が現代に転生し新たな解釈での戦いが今始まる

『白蛇:縁起』制作陣が送る中国アニメ史上最高レベルの 2021 年必見アクションアニメ映画『ナタ転生』(原題『新神榜:哪吒重生』)。追光動画が持つ最新の3DCG技術の高さに世界中が驚嘆した本作!『ナタ転生』制作背景の秘密に迫るボリュームたっぷりの秘制作特集映像公開!

この度、中国で興行収入70億円超えを突破した『白蛇:縁起』(2019年)の制作スタジオ・追光動画が4年の年月を費やして制作し、アヌシー国際アニメーション映画祭(2020)ではWIP部門にノミネートされるなど、公開前にも関わらず全世界から注目を集めた3DCGアニメーション映画『ナタ転生』(※読み:なたてんせい)(原題『新神榜:哪吒重生』)。

ナタの物語は長年愛されているが、時代の変化によって解釈はだんだんと異なってきている。そこで追光動画では、神や宇宙についての新たな世界観を次世代に伝えていくために、出発点として自社が持つ最新の技術で少年神・ナタを描いた。その最新の技術とは?

本作は中国人なら誰でも知っている少年神・ナタを新たな解釈で描いているが、実際にどのような制作技法を用いたのかなどはこれまで明かされてこなかった。しかし今回中国アニメーション制作でも随一の技術力を持つ、追光動画制作陣による解説付き制作特集動画が解禁!

本編に登場する建築物にもナタの反骨的なパンクの精神(スチームパンクやディーゼルパンク、サイバーパンク)を反映させるため、1900年代初頭をイメージし、アールデコ様式を取り入れて作り上げたとプロダクションデザイナーの亀氏。物語の舞台となる東海市や街並みもアールデコ様式だけでなく東洋と西洋の2つの美的センスを組み合わせ、今までにないパンクスタイルの世界観を形成した。アートディレクターの崔月梅氏は主人公・雲祥のデザインについて「みんなが持っているナ
タのイメージに古い絵画や仏像をミックスさせ、さらには少しだけ芸能人の要素もとりいれた」と現代的なキャラクターを作り上げたポイントを語る。

また、2Dアニメに似たシーンを増やし誇張して描くことで観客にインパクトを与えたほか、『ナタ転生』に登場するキャラクターの最大的な特徴でもある”身体の一部に金属要素がある”ということには、本当の人間のように見せるため、複雑な感情表現を可能にするシステム構築を行うことに成功した。

それに加え、アルゴリズム(Generated Assets&Shots)を使用し、場面ごとに建物を抽出・選択して自動で街並みを作り上げるデータベースなど様々なシステムを用いて制作されたことが明かされており、動画からは4年の年月をかけて制作されたこだわりや本作への思いがひしひしと伝わってくる。

『ナタ転生』は2021年2月26日公開