世界の片隅で出会った“主人公じゃない”ふたり
桜田ひよりと木戸大聖をW主演に迎え、田村茜の人気漫画を映画化した『モブ子の恋』が公開されることが決定した。本作より、“主人公じゃない”ふたりの恋の始まりを予感させる特報映像とメインビジュアルを紹介する。
・【動画】桜田ひより×木戸大聖W主演。田村茜の原作漫画を風間太樹が実写化。映画『モブ子の恋』特報
原作は、2017年より「月刊コミックゼノン」にて連載が開始され、現在はWEB漫画サイト「ゼノン編集部」で連載中の田村茜による同名漫画。
特報映像に映し出されるのは、ある穏やかな春の日。スーパーマーケットのレンガ敷きの歩道、そのわずかな隙間にひっそりと、しかし懸命に根を張る一輪のシロツメクサ。誰もが見過ごしてしまうその小さな命に、田中信子(桜田)だけが気づき、足を止める。
そこへ、ガラガラと音を立ててカートの列を押し運ぶ一人の青年・入江博基(木戸)が近づいてくる。「このままでは、轢かれてしまう」と案じながらも、声をかけられずに一歩後ずさりしてしまう信子。しかし入江は信子に「いらっしゃいませ」と控えめに一礼すると、まるで呼吸をするように自然な軌道で、シロツメクサを避けて去っていった。

(C)映画「モブ子の恋」製作委員会
言葉は交わさない。ただ、小さな花への思いを共有した一瞬。世界の片隅にいる“主人公じゃない”ふたりの恋の始まりを予感させる映像は、短い中にも、確かに何かが動き始めた音が聞こえてくるようだ。
監督を務めるのは、社会現象を巻き起こしたドラマ『silent』『海のはじまり』を手がけた風間太樹。信子を演じる桜田、入江を演じる木戸は、それぞれ前述のドラマでタッグを組んでおり、互いに信頼し合う彼らだからこそ生み出せる、透明度の高い物語に期待が高まる。そして映像に響く印象的なピアノの旋律。時に儚く、時に力強い旋律が、不器用なふたりの背中をそっと押すように響き渡る。
またビジュアルでは、スーパーで働く信子と入江、お互いの鼓動さえ伝わりそうな距離に佇むふたりの姿が切り取られている。
『モブ子の恋』は2026年6月5日より全国公開。
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