間宮祥太朗「進んで下等な人間になります」差別に苦しむ部落民を熱演! 『破戒』本予告

#破戒#矢本悠馬#石井杏奈#間宮祥太朗#ヒューマンストーリー#島崎藤村

(C)全国水平社創立 100 周年記念映画製作委員会

間宮祥太朗主演の映画『破戒』より、本予告映像および本ビジュアルが到着した。間宮の熱演を見てとることができる。

・映画『破戒』解禁された本ビジュアルはこちら!

島崎藤村・不朽の名作を60年ぶりに実写映画化!

本作は、1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた島崎藤村・不朽の名作を原作とするヒューマンストーリー。被差別部落出身ということを隠して、地元を離れ、ある小学校の教員として奉職する瀬川丑松の生き様を描く。

主人公・丑松を気迫あふれる様子で演じ上げたのは、若手俳優の間宮。自らの出自に苦悩し、そして最後にはある告白をする難役に気迫の演技で挑んだ。

相手役・志保を演じたのは石井杏奈。丑松に恋心を寄せつつも、なかなか思いを告げられない控えめな女性を演じる。悩める丑松を支える親友・銀之助役に矢本悠馬。さらに、眞島秀和、高橋和也、竹中直人、本田博太郎、田中要次、石橋蓮司、大東駿介、小林綾子などが顔を揃えた。

今回、予告映像が到着。舞台は、まだ身分制度の影が残る明治後期。映像は丑松の「なぜ好きな人に気持ちを伝えることが、できない」と苦悩のナレーションから始まる。「部落⺠という素性を隠せ」という父からの強い戒めを受け、身分を隠し教師となった丑松は、下宿先で士族の娘・志保と出会い、彼女への想いに心を焦がすようになる。誰にも自身の出自を明かすことのできない丑松だったが、「この世の矛盾に命懸けで切り込む人間を下等だというのなら、私は進んで下等な人間になります」と感情を剥き出しにする一面も。丑松が父の戒めを破り、切り拓こうとした未来とは…? 身分の違いに翻弄されながらも恋に落ちる丑松を、苦悩に顔を歪め大粒の涙をこぼし、気迫溢れる演技で体現する間宮から、一時も目が離せない。

本ビジュアルでは、「この戒めを破り、明日を生きる」と父からの戒めを破り出自を隠さず生きる決意のキャッチコピーと共に、丑松と志保のふたりのショットが採用された。その先に明るい未来があると信じ、共に突き進むふたりに待ち受ける試練はいかばかりか。希望と不安が混在する二人の表情が印象的なビジュアルに仕上がっている。

『破戒』は7月8日より全国公開。

INTERVIEW