リリー=ローズ・デップの怪演に共演者も驚愕! 日本舞踊に着想を得た戦慄の憑依シーン
#アーロン・テイラー=ジョンソン#ウィレム・デフォー#ニコラス・ホルト#ノスフェラトゥ#ビル・スカルスガルド#ホラー#リリー=ローズ・デップ#ロバート・エガース#映画
デップ「超常現象的な特徴を演技に取り入れたかった」
ジョニー・デップの娘リリー=ローズ・デップ主演、ロバート・エガース監督による恐ろしくも美しいゴシック・ロマンス・ホラー映画『ノスフェラトゥ』。本作より、デップ演じる主人公・エレンが、得体のしれない“彼”に取り憑かれるシーンを切り取った本編映像を紹介する。
・世界が絶賛した至極のゴシック・ロマンス・ホラー! ジョニー・デップの娘リリー=ローズ・デップが狂気の変貌
本作は、ロバート・エガース監督が幼少期に夢中になったF・W・ムルナウ監督のサイレント映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』(22年)に独自の視点を取り入れた渾身のゴシック・ロマンス・ホラー。撮影にキャンドルの明かりが必要となれば適したカメラレンズを使用し、スタジオには当時の建物を研究した約60ものセットを組み、本物のねずみ約2000匹を使って撮影するなど、“本物”にこだわった映像が、リアルな質感としてスクリーンを通して見る者にじわじわと恐怖と共に迫ってくる。
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物語は不動産業者のトーマス・ハッターが、仕事のためオルロック伯爵へ会いに行くところから始まる。トーマスが不在中、彼の新妻エレンは夫の友人宅で過ごすが、ある時から夜になると夢の中に現れる得体のしれない“彼”の幻覚と恐怖感に悩まされるようになる。時を同じくして、夫のトーマス、そしてエレンが滞在する街に様々な災いが起こり始める…。
夜な夜な夢の中で、正体の分からない“彼”に怯える主人公エレンを演じるのは、本格的なホラー映画への出演は初となるジョニー・デップの娘、リリー=ローズ・デップ。オルロック伯爵役は、『IT/イット』シリーズのペニーワイズ役で世界中を恐怖に陥れたビル・スカルスガルドが演じた。
さらに、今作でロバート・エガース監督とは3度目のタッグとなるウィレム・デフォーがエレンを治療するフォン・フランツ医師を、エレンの夫トーマスをニコラス・ホルト、トーマスの友人フリードリヒをアーロン・テイラー=ジョンソンが演じるなど、豪華な俳優陣が名を連ねる。
新妻のエレンは、夫・トーマスが仕事で不在中、友人夫妻の自宅で過ごすことに。以前から夜になると正体の見えない“彼”の幻覚に悩まされていたエレンだったが、日を追うごとに恐怖感をつのらせていき、やがて自身では制御できない大きな力に取り憑かれてしまう。
今回紹介する本編映像は、エレンの治療を任されたフォン・フランツ医師らの前で、エレンが何者かに憑依されるシーン。「彼がやって来る」と怯えながら、これまでにない大きな力に取り込まれたエレンを必死で抑え込もうとするフォン・フランツだったが、まるで悪魔のような形相のエレンは、恐ろしい呪いを口走り、気を失ってしまう。今までの自身のイメージを覆す、体を張ったリリー=ローズ・デップの怪演に圧倒されるシーンとなっている。
この時のエレンの憑依されたダイナミックな動きは、日本舞踏から着想を得たそうで、舞踏家の専門スタッフがデップにアドバイスしたという。「エレンがどのように部屋に入ってくるのか、どのように部屋を横切るのかといった細かな動きについて考えることが重要なの。別世界とつながっている彼女の超常現象的な特徴を演技に取り入れたかった」と、デップはエレンの独特な動きについて語っている。
そんなデップの演技は、間近で見ていたキャスト陣も恐怖を感じたほど。アーロン・テイラー=ジョンソンは、「スクリーンの中だけではなく、実際の彼女を見るのも怖かった。彼女はエレンの役柄を完全に体現することができ、自意識を美しいほどに取り払っている。虚栄心がない。純粋な本能だ」と、絶賛している。
ある葛藤を抱えながらも、憑りつかれる女性という難しい役所を演じたデップ。「この役を演じるためには、多くを犠牲にして肉体を超越し、悪魔のような、そして別世界にいるような存在になって自意識から解放される必要があった」と語る。本格的なホラー映画への出演は初ながら、オーディションで役を勝ち取った彼女の覚悟と執念を目に焼き付けてほしい。
『ノスフェラトゥ』は現在公開中。
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