ディズニー・ピクサー新作は少女の頭の中にある“5つの感情”が主人公!

『インサイド・ヘッド』
(C) 2014 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
『インサイド・ヘッド』
(C) 2014 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

大ヒット作『モンスターズ・ユニバーシティ』(13年)の公開から2年ぶりとなる来夏、ディズニー・ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が公開されることが決定した。

ディズニー・ピクサーのヒットのヒミツ握るはこの人。ジョン・ラセターを直撃!

メガホンをとるのは、クローゼットの扉の向こうに広がるモンスターの世界を描いた『モンスターズ・インク』、無数の風船の付いた家で大空の冒険に出る『カールじいさんの空飛ぶ家』など、ユニークでイマジネーションに富んだ世界へと観客を誘ってきたピート・ドクター監督。

そんな彼が手がける『インサイド・ヘッド』の世界は“人間の頭の中”。主人公は11歳の少女ライリー……ではなく、彼女の頭の中にある“5つの感情”で、ジョイ〈喜び〉(写真中央)、アンガー〈怒り〉(左)、ディスガスト〈嫌悪〉(左から2番目)、フィアー〈恐れ〉(左から4番目)、サッドネス〈悲しみ〉(右)の5つのキャラ。

発想の原点は、監督が12歳の娘の成長を見守る中で見つけた心の変化だそうで、「これ(『インサイド・ヘッド』)は誰しもが経験したストーリーだから興味を持ってもらえると思うよ」と自信をのぞかせる。

同作は明るく幸せに育った少女ライリーが、父親の仕事の都合で今まで育った田舎に別れを告げ、都会のサンフランシスコに引っ越しをすることになるというもの。ライリーが新しい生活に慣れようとする中「感情=キャラクター」たちは、それぞれが彼女の幸せを守ろうとぶつかり合ってしまう。そして彼らの行動はライリー自身の感情となり、予想のつかない大事件を巻き起こすことになる。果たして彼らは、彼らが大好きな「世界=ライリー」を守れるのか?

『インサイド・ヘッド』は2015年7月18日に全国公開となる。

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