生田斗真が『予告犯』主演。インターネット社会のテロリズムを描いたマンガを実写映画化

『予告犯』イメージビジュアル
(C)2015映画「予告犯」製作委員会 (C)筒井哲也/集英社
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ヒロイン・吉野を演じる戸田恵梨香
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“シンブンシ”のメンバーを演じる(左から)濱田岳、鈴木亮平、荒川良々

筒井哲也の人気マンガ「予告犯」を、生田斗真主演で映画化することが明らかになった。

ジャニーズ俳優が支えた2月の興収。洋画ではレオ様が奮闘

同作は、2011年から2013年8月まで「ジャンプ改」にて連載され、高度に情報化されたインターネット社会で巻き起こる戦慄のテロリズムが話題となった作品。ネット動画のなかで、警察や法律では罰を与えられない人間たちの罪を暴露、彼らへの制裁を予告・実行していく男と警察に新設されたサイバー犯罪対策課の“追跡劇”を描き出す。

主人公で新聞紙製の頭巾で顔を隠した男・通称“シンブンシ”を演じるのは『土竜の唄』などの演技が高く評価されている生田斗真。ネットカフェの一畳半の個室から、新聞紙で作成した頭巾を被り、法では裁かれないネット上での罪を犯した人間たちに制裁を加えるというダークヒーロー役だ。

今回の起用について生田は「“ネット犯罪”という言葉が一般的になったのはごく最近で、『予告犯』はまさに現代社会を映し出した作品になると思います。単なる犯罪者ではない“シンブンシ”は今までと違った役柄で自分にとっても今までにない挑戦です」と意欲を語った。

一方、生田を追い詰めていくサイバー犯罪対策課のエリート警部・吉野を演じるのは戸田恵梨香。「フィクションなのにノンフィクションに思えてしまうこの作品。深い悲しみ、憎しみ、そして少しの希望を持った登場人物たち。そのなかの1人である吉野を力強く、逞しく演じていきたいと思います」とコメントした。

また、NHK連続テレビ小説『花子とアン』でブレイク中の鈴木亮平をはじめ、濱田岳、荒川良々が“シンブンシ”のメンバーを演じ、監督は『白ゆき姫殺人事件』でもネット社会の暴走を赤裸々に描いた中村義洋がつとめる。

映画『予告犯』は2015年初夏に公開予定。

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