『サマーウォーズ』観客70万人突破で神木、桜庭らが御礼舞台挨拶!

左から桜庭ななみ、神木隆之介、細田守監督
左から桜庭ななみ、神木隆之介、細田守監督

現在公開中のアニメーション映画『サマーウォーズ』が、観客動員数70万人突破したことを記念し大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、声優を務めた神木隆之介と桜庭ななみ、細田守監督が、8月23日に新宿バルト9で舞台挨拶を行った。

8月中旬のロカルノ国際映画祭で大絶賛。13日から公開中の韓国でも「この夏最も期待されるアニメ映画」で1位を獲得するなど、日本のみならず各国で高く評価されている。

世界崩壊の危機を救うべく立ち上がった大家族の姿を描いた作品だが、「親戚や大家族を描いたアニメは珍しいので、初日を迎えるまでは、『お客さんに本当に楽しんでもらえるだろうか?』という不安もあったが、沢山の方に観ていただけて嬉しい」と監督。

数学の天才で人付き合いの苦手な主人公の声を担当した神木は、「目立たなくって、おっちょこちょいの役だったので、どうやってその雰囲気を出そうか凄く悩んだのですが、そういった雰囲気は出せたのではないかと思っています。特に健二が犯人扱いされて子どもたちに追いかけられるコミカルなシーンでは、どういうテンションで演じたらいいか分からなくて、監督に相談しながら、テンションを上げて演じました」と役作りについて振り返った。

一方、主人公が憧れる先輩を演じた桜庭は、「先を読まずに行動してしまうところがあたしと似ていると思います」と役との共通点を語り、「声優をやらせていただくのは初めてだったので不安があったのですが、監督がすごく優しかったので、楽しくやらせてもらいました」と振り返った。

夏の思い出について聞かれた神木は、「成長できた夏でした」とコメント。なんと、7月中に宿題を終わらせてしまったそうで、「8月は遊びまくりました」とのこと。「夏休みに入る前にギターを始めたのですが、毎日弾き続けたので、だいぶ弾けるようになりました。何年後かに皆さんにも聴かせられるよう頑張ります」と抱負を語っていた。

また、国内外で高い評価を得たことについて監督は、「今、世界がどんどん変化する中で、みんな、昔から変わらないものがあることを確かめたい気持ちがあるのかもしれません。だからこうして『サマーウォーズ』を沢山の方に観ていただけているのかなと思います」と感慨深げに語っていた。

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