二宮和也ら若手スター結集! 国宝もかすむ豪華キャストに『大奥』製作陣も感激

柴咲コウ(左)と玉木宏(右)
柴咲コウ(左)と玉木宏(右)
柴咲コウ(左)と玉木宏(右)
和久井映見(左)と中村蒼(右)
堀北真希(前列)、阿部サダヲ(後列左)、和久井映見(後列右)
玉木宏
前列左より柴咲コウ、玉木宏。後列左より中村蒼、金子文紀監督

江戸時代、男だけを襲う謎の疫病により、男性の人口が激減。男女の役割が逆転した世界を描いた人気コミック「大奥」。国内外で高い評価を得るこの作品を、二宮和也×柴咲コウの共演で映画化した同名作がついにクランクアップ! 7月5日に六本木グランドハイアットで記者会見を行った。

『大奥』場面写真

この日登壇したのは、二宮、柴咲をはじめ、堀北真希、大倉忠義、中村蒼、玉木宏、和久井映見、阿部サダヲ、金子文紀監督など計11名のスタッフ・キャスト。世界遺産の仁和寺や二条城でも撮影を行い、背景が国宝ということもしばしばあったというが、若手スター勢揃いといったキャスティングが実現したことについて磯山晶プロデューサーは、「背景の国宝がかすむほどの国宝級スターたちが演技を繰り広げていて、撮影中は幸せでした」と感激した様子。「その素晴らしさを、ぜひスクリーンを通して皆様に伝えたい」と意気込んでいた。

3000人の美男がひしめく大奥の主、将軍・吉宗を演じた柴咲は、「将軍という、普通に生活していたら決してなれないような役柄を、緊張感のあるなかで演じられた」と挨拶。大奥にいながらも武士道を追い求める一本気な主人公を演じた二宮との共演については、「非常に気さくで敷居が低く、とてもやりやすかった」と感想を述べた。

一方、二宮は、吉宗のような強い女性が実際にいたらという質問に「ただひれ伏すのみかな(笑)。男は何も言えないんじゃないだろうかという感じがしました」。だが、「男女逆転」という設定にはすんなり馴染めたとか。「そもそも、ジャニーズ事務所が“男女逆転大奥”みたいなところなので(笑)」と説明すると、会場からは笑いが沸き起こっていた。

映画は現在編集中だが、男同士のラブシーンも描かれるという。二宮も中村を相手にキスシーンを演じたそうで、その“感触”について問うと「非常に柔らかく、温かかった(笑)」とリアルな答え。4、5回撮り直したそうだが、二宮は「毎回謝ってました。僕も考えたら27のおじさんですから、(19歳の)若手にグイグイ行くのは申し訳ないな、と。でも、台本に書いてあることだから……」と申し訳なさそうな表情を浮かべる。記者が「わざとNGを出した?」と突っ込むと、二宮は「そうすると、私の新たな諸説が生まれてきますよね」と苦笑いし「そうではなないのですが」と否定していた。

また、撮影初日から、佐々木蔵之介との濡れ場に挑んだというのは玉木。監督から、男女逆転という設定をリアルに演じて欲しいと言われていたそうで、「僕は“される”ほうなのですが(笑)、そこにリアリティをもたせようと、監督に『声はどうしましょうか』とたずねたところ、声はいらないと言われて……」と苦笑いしながら明かしていた。

最後に、「もし性別が入れ替わったら、どんなことをしたい?」という質問が。二宮は「出産です!」ときっぱり。柴咲は「一人旅ですかね。放浪したい」、堀北は「スポーツとかに専念してムキムキのガチガチになりたい」、大倉は「ジャニーズ事務所の追っかけとかしてやろうかなと思います」とそれぞれ回答。中村は照れ笑いしながら「手料理したり、ものすごく女の子らしいことがしたい」と話し、玉木は、心は男のままだったらという前提で「裸で鏡の前に立ってみようかな(笑)」。和久井は「逆ナンパとかされてみたい」、阿部は「ビーチバレーの浅尾美和になりたい。サングラスかけたりして格好いいじゃないですか!」と答えていた。

『大奥』は10月1日より公開される。

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