南沙良「居場所がないと思う瞬間のある方へ」 『万事快調<オール・グリーンズ>』完成披露

#万事快調<オール・グリーンズ>#児山隆#出口夏希#南沙良#吉田美月喜#羽村仁成

『万事快調<オール・グリーンズ>』
(C)2026「万事快調」製作委員会
『万事快調<オール・グリーンズ>』
『万事快調<オール・グリーンズ>』
『万事快調<オール・グリーンズ>』
『万事快調<オール・グリーンズ>』
『万事快調<オール・グリーンズ>』

若さの勢いと不安を肯定する、静かに効く青春譚

波木銅氏による松本清張賞受賞の青春小説を実写映画化した『万事快調<オール・グリーンズ>』の完成披露上映会が開催され、W主演の南沙良、出口夏希をはじめ、主要キャストの吉田美月喜、羽村仁成、そして児山隆監督が登壇。撮影時のエピソードを語るとともに、「新年の抱負」を発表し、新年にふさわしい晴れやかなイベントとなった。

・南沙良&出口夏希、映画『万事快調』で釜山映画祭デビュー! 観客の歓声に笑顔で応える

満員御礼で実施されたこの日、児山監督は「ここにいるオール・グリーンズのメンバーのやり取りが楽しくて、演じてくださる3人の魅力がどんどん変化していって、撮影しながら毎日ずっとワクワクしていました」と手応え十分。

偶然“あるもの”を手に入れるラッパーを夢見る朴秀美を演じた南も、「走り抜けた撮影期間でしたが、それが良い作品になって皆さんに見ていただけるのが嬉しいです」と笑顔を見せた。

陸上部のエースでスクールカースト上位に属しながらも、家庭では問題を抱えている矢口美流紅を演じた出口は、「皆さんに早く見て欲しい気持ちもありますが、皆さんがどう思っていただけるのかドキドキしながら感想を楽しみに待っています」と公開を目前にした心境を吐露。

また、朴秀美とのチェイスシーンに触れ、「そのシーンの撮影で23歳の誕生日を過ごしました。息が切れながらもスタッフ・キャストの皆さんから祝福されたのが思い出深いです」と懐かしそうに振り返った。

朴や美流紅と同好会を結成する、毒舌で漫画オタクの岩隈真子役の吉田は、「十字路の道路のシーンは忘れられません。完成した作品でそのシーンを見ると、本作に対するスタッフさんの愛が詰まっていて…。俳優として憧れるシーンを撮らせていただいたと思います」と見どころを挙げた。

オール・グリーンズに巻き込まれる岩隈の後輩で、化学部所属の藤木漢役を演じた羽村は、屋上のシーンがお気に入りだという。「その屋上の壁に絵が描いてあって。可愛いなあと思って見ていたので、観客の皆さんも見つけてみてください」と呼び掛けた。

本作は、昨年9月の釜山国際映画祭、10月の東京国際映画祭にて正式出品・公式上映が行われた。釜山国際映画祭に参加した南は、「観客の皆さんと一緒に映画を見たのが新鮮でした。ここで笑うんだ…とか反応が知れて良かったです」と報告。

出口は「釜山はご飯がとても美味しくて、みんなでカンジャンケジャンを食べに行って」と楽しそうに語った。

海外映画祭初参加となった吉田は、「国を越えても感覚は一緒なんだと嬉しくなりました」と現地オーディエンスの好反応を喜んでいた。

東京国際映画祭に参加した羽村は、「この映画は2回上映していましたが、めちゃめちゃ好きな映画だったので、2回とも見に行きました。それくらい好きな映画なんです!」と、プライベートで2度鑑賞したことを告白。会場で羽村に気づいたという児山監督は、「2回も!?とビックリしたけれど嬉しかった」と目を細めた。

釜山国際映画祭後には、児山監督のもとに現地の観客から長文の感想が届いたそうで、「これは若い人に届く映画なんだと感動しました」としみじみ語っていた。

ここで新年にちなみ、2026年の抱負を発表。児山監督は、長編映画監督作2作目となる本作の大ヒットを祈願。「バンジ快調なので…」という羽村は、バンジージャンプ初挑戦を宣言し、「人生で一度もやったことがないのでやってみたい! 本当に待っています」とアピールした。

『万事快調<オール・グリーンズ>』

吉田は俳優としての「吸収」を抱負に掲げ、出口は「よく食べ、よく寝て、よく笑う」とにっこり。南は「健康」と挙げ、「2026年の占い本を買ったら『健康に気を付けないと生命の危機』と書かれていたので…。流石に気を付けなければと思って」と苦笑いを浮かべた。

『万事快調<オール・グリーンズ>』
『万事快調<オール・グリーンズ>』

最後に出口は「最後は爽快な気持ちになれるような映画になっていますので、本作を見て爽快な気持ちで帰ってもらえたら」とアピール。

南は「居場所がないと思う様な瞬間のある方に見てもらえたら、より意味のある映画になるのではないかと思います」と呼び掛けた。

児山監督は「この瞬間にしか集まれない人たちが集まったワクワクするような青春映画です。見終わった時にスカッと笑顔で帰ってくれることを願って作った映画なので、そうなったら嬉しいです」と期待を込めて締めくくった。

『万事快調<オール・グリーンズ>』は2026年1月16日より全国公開。