ドウェイン・ジョンソン、肉体改造でまるで別人に? ヴェネチア国際映画祭でスリムな体型披露
SNS上では「一瞬誰かわからなかった」と話題に
開催中の第82回ヴェネチア国際映画祭で1日(現地時間)、ドウェイン・ジョンソンが主演作『The Smashing Machine(原題)』のワールドプレミアに参加し、別人のようにスリムな体型を披露し、世界を驚かせた。
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プロレスラーからアクションスターに転身したジョンソンは筋肉質のたくましい体型がトレードマークだったが、本作では元UFCヘビー級チャンピオンのマーク・ケアーを演じるためにスリムダウン。その姿のままレッドカーペットに登場。明らかに細身になった姿に、SNS上では「一瞬誰かわからなかった」「二度見した」と驚きの声が次々投稿された。
『The Smashing Machine』は、1990年代に活躍した総合格闘技のパイオニア、マーク・ケアーの伝記映画。A24製作で『アンカット・ダイヤモンド』(2019年)などの監督で知られるサフディ兄弟の1人、ベニー・サフディが単独で監督を務め、エミリー・ブラントが共演。ジョンソンはカズ・ヒロによる特殊メイクとカーリーヘアのウィッグを使用し、外見をケアーに近づけた。
ケアーは格闘家だが、ジョンソンはこれまで多くの作品で演じてきた超人的なマッチョとは違うリアリティを追究し、実戦的な体型を再現するための肉体改造に取り組んだ。
ジョンソンは現地での記者会見で「この返信は、私が本当に渇望していたものでした。素晴らしいキャリアを積み、出演作にも恵まれてきましたが、常に心の奥底で『もっとできることはないだろうか?もっと深い何かがあるはず』という小さな声が聞こえていました。それを探求したかったのです」と語った。
栄光ばかりではない、闇も抱えたケアーを演じたことを「光栄でした」と振り返る一方、ジョンソンは「彼の強さと弱さの両方を表現したかったので、人々が私に期待するものの多くを手放す必要がありました」と、いつもの『ザ・ロック』のイメージを捨てて撮影に臨んだことを明かした。ケアーの妻を演じたエミリー・ブラントやサファディ監督に「あなたならできる」と背中を押されて、不安を乗り越えたという。
減量や肉体改造の詳細は明らかにしなかったが、俳優としての転機となる作品に賭けた思いやケアーについて語るうちに感極まって声を詰まらせる場面もあった。
今年57歳のケアーは、4月に映画の予告編が公開された直後からSNSでジョンソンの渾身の演技に好意的な反応を示し、ヴェネチア国際映画祭にも参加。記者会見では記者席の前列に座り、熱く語るジョンソンの言葉に涙することもあった。
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