『国宝』公開2ヵ月で105億円突破! 吉沢亮、横浜流星、渡辺謙が感謝のコメント

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『国宝』
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会

リピーター続出で歴代邦画実写第3位の大ヒットに

吉沢亮を主演に迎え、李相日監督が吉田修一の傑作小説を映画化した『国宝』が、ついに観客動員747万人、興行収入105億円突破。吉沢に加え、共演の横浜流星、渡辺謙より感謝のコメントが到着した。

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原作は、2017年から朝日新聞で連載された吉田修一の同名長編小説。任侠の一門に生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げてきた主人公・喜久雄が、命を懸けてなお見果てぬ夢を追い続ける姿を描く。

主人公・喜久雄を吉沢亮が演じ、ライバルとなる名門の御曹司・大垣俊介役を横浜流星が務める。さらに、渡辺謙、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作ら、まさに“国宝級”の豪華キャストが集結した。

メガホンをとるのは、『フラガール』(06年)で日本中を感動の涙で包み、日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞を受賞した李相日監督。脚本は、相米慎二監督の『お引越し』(93年)で脚本家デビューし、『時をかける少女』(06年)『サマーウォーズ』(09年)『おおかみこどもの雨と雪』(12年)など、様々なヒット作品を手掛ける奥寺佐渡子。

本作は、初日アンケートで満足度97.2%を記録(TOHOシネマズ調べ)。公開後も日を追うごとに観客動員・興行収入を伸ばし続け、最終的には興行収入135億円を突破した『ボヘミアン・ラプソディ』(18年)に並び、4週連続で土日前週比を上回るという異例の快挙を達成した(興行通信社調べ/封切初日100館以上の作品対象)。

さらに、8月17日までの公開73日間で、観客動員数747万3454人、興行収入105億3903万3400円を突破。歴代の興行収入ランキングでは、邦画実写として『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(03年/173.5億円)、『南極物語』(83年/110.0億円)に次ぐ第3位の成績となった。

公開から2ヵ月以上が経ってもリピーターが絶えず、劇場は大盛況。主演の吉沢亮、共演の横浜流星、渡辺謙、そして李相日監督から、作品を愛し続けてくれる観客への感謝コメントが寄せられている。

■吉沢亮

たとえ少数でも見てくれた方の人生に寄り添うような、心から大切に思ってもらえるような映画にしたいという思いでこの作品に参加しました。こんなにも沢山の方に愛していただき、感謝しかございません。ご覧になった皆様から沢山の熱のこもったお言葉を頂戴し、この作品に参加して良かったと心から思わせて頂いている日々でございます。僕自身にとっても特別な映画になりました。

■横浜流星

映画『国宝』が沢山の方々に届き、愛して頂けて心から感謝申し上げます。この上ない幸せを感じていますし、日本映画を発展させるための責任がさらに強くなりました。また、この作品に携わらせていただくと決まった時に、日本の伝統芸能である”歌舞伎”に対して敬意を払って生きること、”歌舞伎”の魅力を届けたいと思っていました。映画を見た方々に、実際の”歌舞伎”も見てみたいと興味を持っていただけたら、少しは使命を果たせたのかなと思います。まだまだ上映中なので、見られていない方はぜひ。皆様にとって、心に残り続ける大切な一作になりますように。

■渡辺謙

公開から2ヵ月と少し、こんなに多くの方々に足を運んで頂き、驚きと共にとても嬉しく思っています。スタッフ、キャスト、監督、この映画に携わった全員の情熱と努力が報われました。撮影中は自分にとって芸道とは何か、舞台に立つ心構えとは、様々に問い直す時間でした。俳優として歴史に残る作品に参加できてとても嬉しく思っております。ありがとうございます。


■李相日監督

古い、昔の映画の中でしか見たことがない光景でした。ご高齢の方から中高生の若者まで、男女を問わず満場の観客たちが皆同じスクリーンを見つめる。3時間もの間、前のめりに。そこに世代の隔たりは消え、人は誰しもが魂のうち震える瞬間を待ち望んでいるのだと、理由もなく流れる涙がどれだけ美しいものかと、我々の目に生涯忘れることのない景色を焼きつけてくれました。何度も劇場に足を運んでくださった方はもちろん、一度でも、あるいはこれからでも、『国宝』を浴びる全ての方々に関係者一同、ただただ感謝です。映画は素晴らしい、戦う価値がある。

『国宝』は現在公開中。