大ヒット映画『あの花』続編2026年公開決定! 一夜限りのコンサートでキャスト感動の再集結
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福原遥、伊藤健太郎、小野塚勇人、汐見夏衛らが命と平和の尊さを語る
大ヒット映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の一夜限りのシネマ・コンサート&トークショーが開催され、主演の福原遥、伊藤健太郎、小野塚勇人、そして原作者・汐見夏衛ら「あの花」チームが1年半ぶりに再集結。作品が描く「命の大切さ」や「相手を愛しく思う気持ち」、「今がある幸せ」という、時代を超えて変わらぬ尊さを噛みしめ、平和な未来への思いを新たにした。
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一般客とともにシネマ・コンサートを鑑賞した登壇者の面々。福原は「映画が公開して1年半経った今、改めて沢山の方々に見てもらえることが嬉しいです。今年で終戦80年というタイミングで本作を届けることは意味があることだなと思っております。今の自分に何ができるのか、私自身考えさせられましたし、皆さんにとっても考えさせられる作品になっていればいいなと思っております」と挨拶。シネマ・コンサートを堪能し「オーケストラの生の音楽と一緒にこの映画を見れる贅沢なことってあるんだと思うくらい、一つ一つのシーンの心情を音楽が気持ちを一つに合わせて届けてくださって感動しました」と大感動だった。
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シネマ・コンサート初体験という伊藤は「鳥肌が立つような貴重な経験をさせていただきました」と満面の笑み。小野塚は、かつて主題歌担当の福山雅治が舞台挨拶にサプライズ登壇したこともあったことから「エンドロールで福山さんの曲が流れそうになった時に『まさか!? 今回も(生歌唱)!?』と思ったけれど…。さすがにないよね、と飲み込みました」と笑わせ、汐見は「観客の皆さんの一生忘れられない初めての体験になったとしたら嬉しいです」と期待していた。
2023年12月の公開以降、本作はロングランの大ヒットを記録した。16回もの舞台挨拶に登壇した福原は、「沢山の方々に見ていただけて嬉しかったですし、自分にとってもかけがえのない一生自分の中に大切に残る作品になりました」と作品への特別な思いを吐露。
戦争をテーマにした作品に参加したかったという伊藤は、「本作を経験して生きることのありがたさや、日々への感謝という部分で考え方が改まりました。今後生きていく上でも重要な一つの存在になっています」と実感。
中学生の姪っ子が本作に感銘を受けて戦争について考えるようになったという小野塚は、「若い世代が見るきっかけになったのはとてもいいこと」としみじみ。
汐見も「本作がきっかけで講演会に呼んでいただいたり、テレビに出演させていただいたり。今日だってそうです。人生が変わった作品になりました」と大ヒットの影響を感じていた。
残念ながら欠席となった水上恒司と上川周作からはビデオレターが届いた。水上は「今日の時間を過ごしたのちにも、大事な人のことを思えるような温かい心になってくださったら」と呼び掛け、上川は「小さな思いやりや対話が積み重なって平和になっていくはず。今日の経験がそんなきっかけになったら嬉しい」などと述べた。
そんな2人の様子に福原は「元気そう」、小野塚は「2人ともこんな大勢の前でこんな大きなスクリーンに映されているとは思っていないはず」と嬉しそうに笑っていた。
今年は戦後80年。本作を通して同世代に伝えたいことを聞かれた福原は、「戦争という事実があったことを感じて今ある幸せは当たり前じゃないんだとか、今の自分に何ができるのかを考えていただきたいです。今の世代だけではなく、この先の世代にも思いを繋げていける作品になればと思います」と祈念。
本作公開後、教師から感謝の手紙をもらったという伊藤は、「映画を通して戦争や特攻隊の方々だったりを本作を通して見て感じてもらうことで、より深く心の中に刻まれるものがあるのではないか」と実感。
小野塚は「日本が経験した戦争という歴史があって僕らの今の生活がある。そんなことを今の10代の子たちにも知ってもらえると嬉しいです。この作品を見て若い子たちがどう感じてどう考えるのかを大切に、生きていってほしいです」と述べた。
汐見は「私が原作を書いた10年前とは違って、今は毎日のように戦争という言葉がニュースで聞かれるし、戦争の映像がテレビから流れてくる。そんな戦争の惨状を見た時に、そこにどんな人が住んでいてどんな生活をして何が奪われたのか。そして爆撃をしている人はどんな思いなのかを、本作をきっかけに思いを馳せてもらえたら平和の思いは未来へと繋がるのではないかと思います」と希望を口にしていた。
トークイベント終盤には、本作の続編映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』が2026年に公開されることがサプライズ発表された。原作は汐見による同名の続編小説だ。思わぬ発表に観客がどよめく中、伊藤は「俺たち出られるのかな!?」と笑いを誘い、小野塚は「でも今日ここに立っているということは…!?」と興味津々の様子を見せた。
汐見は読者からの映画化を希望する声が多数寄せられていたことを明かしながら、「『あの花』を書き終わった翌日に続編の『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』を書きました。自分の中では『あの花』と『あの星』はセットだと思っていて、『あの星』まで読んでいただいてこの物語は完結したと思ってもらえるはずです。続編が映画化決定という事で読者の方にも喜んでもらえるはずです」と声を弾ませていた。
最後は新日本フィルハーモニー交響楽団と青葉市子によるアンコール演奏が行われ、キャスト全員で手を繋いで満面の笑みで合計2回のカーテンコールを実施。拍手喝采の中、大団円でシネマ・コンサートは幕を閉じた。
■汐見夏衛コメント
「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」は、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の完結直後に書き始めました。私の中では、百合と彰の物語は「あの花」ではまだ終わっておらず、「あの星」までがひとつの物語だと思っています。あの花を応援してくださった皆様に最大の感謝を捧げるとともに、ふたりの物語を最後まで見届けていただけましたら幸いです。
『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』は2026年公開。
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