高畑充希「私でいいの…?」 ヒロイン明里を繊細に演じる実写版『秒速5センチメートル』
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夫・岡田将生との第一子を妊娠中の高畑が、静かな愛の余韻を演じる
夫・岡田将生との第一子を妊娠したことを発表したばかりの高畑充希が、松村北斗主演の映画『秒速5センチメートル』でヒロイン・篠原明里役を務めることが決定。あわせて、明里の姿を映したティザービジュアル第4弾と、原作・新海誠による絶賛コメントも公開された。
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本作は、『君の名は。』(16年)『天気の子』(19年)『すずめの戸締まり』(22年)など、記録的な大ヒット作を生み出してきた新海誠監督による劇場アニメーション『秒速5センチメートル』(07年)の実写化。原作アニメの詩的な世界観は、センチメンタリズムが凝縮された“新海ワールド”の原点とも称され、公開から18年が経った今もなお、世界中で愛され続けている。
主人公・遠野貴樹を演じるのは、『すずめの戸締まり』で宗像草太の声優を務めたSixTONESの松村北斗。映画初の単独主演となる。貴樹の幼少期を、本作がデビュー作となる上田悠斗、小学生の頃に出会うヒロイン・篠原明里の幼少期を「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞した白山乃愛が演じる。
また、自然豊かな種子島で過ごした高校時代の貴樹を青木柚、貴樹に想いを寄せる高校の同級生・澄田花苗を森七菜、花苗の姉で、遠野貴樹が通う高校の教員を務める輿水美鳥を宮﨑あおいが演じるほか、貴樹の同僚・水野理紗役に木竜麻生、科学館の館長・小川龍一役に吉岡秀隆が名を連ねる。
実写映画の監督に並々ならぬ熱量で挑んだのは奥山由之。34歳の若さにして国内外から注目を集めている映像監督・写真家として、これまで「ポカリスエット」のコマーシャル映像や、米津玄師「感電」「KICK BACK」星野源「創造」のミュージックビデオを監督。2024年公開の自主映画『アット・ザ・ベンチ』でも演出家としての手腕を評価された気鋭のクリエイターだ。本作は奥山監督にとって初の大型長編商業映画監督作となる。
今回、高畑充希の出演が決定。主人公・遠野貴樹が、小学生のころに出会い、ともに過ごすうちに心を通わせていく本作のヒロイン・篠原明里を演じる。
幼い貴樹と明里は、「来年も、一緒に桜見れるといいね」と、この先もずっと一緒に過ごしていけると信じていたが、親の転勤を機に離れ離れになってしまう。中学生での再会時に交わした約束を最後に、それぞれの道を歩み続け、やがて大人へと成長した明里(高畑充希)は、新宿で書店員として働く静かな日常を過ごしていた。
原作ファンからも注目されるヒロイン役に、高畑は「新海さんのアニメの中に居る明里さんは、動く度花びらが舞うような、『素敵な女性、という概念』みたいな存在だった」「本当に?! 私ですか???と、不安だらけ」だったと、演じることへの不安を語った。ただ、「いただいた台本を開くと、そこには『概念』じゃなくて『人間』が居て、私が見させてもらっていた明里さんは、貴樹の目を通した明里さんだったのかなぁ、と。少しだけ明里さんを身近に感じることが出来ました」と、期待のコメントも寄せた。
あわせて、高畑演じる明里の姿を映したティザービジュアル第4弾も解禁された。曇った窓ガラスを背景に、バスの座席に腰掛ける明里の横顔。目線の先には手に持つ1枚のチラシ。「好きな景色、好きな言葉。あの時、そういうもの全部に出会った」。大人になった明里の想いが垣間見える、ある雪の日のシーンを切り取ったビジュアルとなっている。
先日、ついに完成した本作。映画化発表時には、「奥山監督をはじめとした若く熱心なチームがふたたび『秒速5センチメートル』に向き合ってくれていることに、私はとても興奮しています」「誰よりも完成を心待ちに、応援しています」とコメントを寄せていた新海。情報解禁のたびに自身のSNSでも期待を寄せる投稿をしていたが、先日、本作の初号試写を鑑賞。「自分でも驚いたことに、泣きながら見ていました。原作由来の要素に自分で泣いているのか、奥山組に泣かされているのか、あるいは失われた2000年代に泣いているのか自分でもよく分からないまま、でもとにかく、強く感動させられました」と感想を述べた。
さらに、「今回の実写映画では当時のその不器用な種が、青さも含んだままに見事な結実となっていました。『秒速5センチメートル』を作っておいて良かったと、(ほとんど初めて)心から思えました」と、自身のアニメーション映画を新たに実写版として完成させた奥山組への感謝の言葉で締めくくった。
■高畑充希/篠原明里(シノ)役
正直、お話をいただいた時は、本当に?! 私ですか???と、不安だらけでした。なぜなら、新海さんのアニメの中に居る明里さんは、動く度花びらが舞うような、「素敵な女性、という概念」みたいな存在だったので。私にとって。
ですが、いただいた台本を開くと、そこには「概念」じゃなくて「人間」が居て、私が見させてもらっていた明里さんは、貴樹の目を通した明里さんだったのかなぁ、と。少しだけ明里さんを身近に感じることが出来ました。
今回あの新海さんの世界観を実写に落とし込んだスタッフさんたちが、本当に凄くって! 何より、10年以上前から写真で一緒にお仕事してきた同級生の奥山監督の、1本目の商業長編作品に参加出来て、幸せな気持ちです。
■原作:新海誠
映画を見始めて、最初はなんだか居心地が悪かったのです。不完全で未熟なバトンを若い作り手たちに渡してしまったような気持ちでした。しかし途中から映像に呑まれ始め、最後には自分でも驚いたことに、泣きながら見ていました。原作由来の要素に自分で泣いているのか、奥山組に泣かされているのか、あるいは失われた2000年代に泣いているのか自分でもよく分からないまま、でもとにかく、強く感動させられました。
あらためて、『秒速5センチメートル』は奇妙な物語です。たいしたドラマツルギーもなく、胸のすく活劇もなく、ヒーローも悪役もいない。皆が理由もなく傷つき、傷つけられ、いつもなにかが満たされずにいる。でも20年前は、その「なにもなさ」が私たち自身の姿であり生活であり、それを掬いあげるようなアニメーション映画を作ろうと思っていたのです。
アニメーション版がその目標に届いていたかは心許ないのですが、今回の実写映画では当時のその不器用な種が、青さも含んだままに見事な結実となっていました。『秒速5センチメートル』を作っておいて良かったと、(ほとんど初めて)心から思えました。奥山組の皆さん、本当にありがとうございました。
『秒速5センチメートル』は2025年10月10日公開。
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