吉沢亮が“18歳童貞の血”を求めるバンパイアを力演、板垣李光人のピュアボーイぶりも必見!

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『ババンババンバンバンパイア』
『ババンババンバンバンパイア』
(C)2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 (C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022
『ババンババンバンバンパイア』
『ババンババンバンバンパイア』
『ババンババンバンバンパイア』

奥嶋ひろまさによる人気コミックを映画化

吉沢亮主演、板垣李光人、原菜乃華、眞栄田郷敦、満島真之介、関口メンディーら豪華キャスト共演で贈るバンパイア・ラブコメディ『ババンババンバンバンパイア』が公開中だ。至高の味わいである「18歳童貞の血」を求めるバンパイアがある男子高校生の成長と純血を見守るようすにBLファンも注目している本作を紹介しよう。

吉沢亮と横浜流星がたどり着いた圧巻の美! 歌舞伎に青春を捧げた二人の生き様を描く『国宝』

原作は「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載中の奥嶋ひろまさによる同名人気コミックで、1月にはアニメシリーズ化も放送された。主人公は銭湯で働く実は450歳のバンパイア・森蘭丸。10年前に日中の道端で倒れているところを銭湯“こいの湯”のひとり息子・李仁に助けられて以来、銭湯で働きながら成長を見守っている。

「18歳童貞の血」を求めて15歳の李仁が18歳になるまで童貞喪失を絶対阻止しようとしているが、李仁がクラスメイトの葵にひとめぼれ! 突如ピンチが訪れたうえ、バンパイアオタクである葵から蘭丸は恋心を抱かれてしまう。さらには蘭丸の命を狙うバンパイアハンター・坂本、葵の兄である脳筋番長・フランケン、加えて因縁の相手である蘭丸の兄・長可も登場して、大混戦を極める。

『ババンババンバンバンパイア』

吉沢のダンス&歌、板垣を起用も贅沢

森蘭丸を演じるのは『国宝』が大ヒットしている吉沢亮。冒頭では銭湯を掃除しながらマイケル・ジャクソンばりのダンスを見せるし、“バババババババンパイア~! 森蘭丸、森蘭丸、森蘭丸、450歳~!”とキャラクターソングまで歌い上げる。これだけでスクリーンで見る価値があると思えるほど贅沢。

そして、李仁を演じるのは原作者の奥嶋がイメージしていたという板垣李光人だというのもこれまた贅沢。

『ババンババンバンバンパイア』

(C)2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 (C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022

また、蘭丸への執着がヤバいバンパイアハンターを演じる満島真之介も、脳筋番長な関口メンディーも、乙女な葵役の原菜乃華もそれぞれハマっている。

さらに、信長の寵愛を受けた蘭丸を憎む長可は眞栄田郷敦が演じ、ちゃんと原作通りにT.M.Revolutionだ。なぜT.M.Revolutionかというと、奥嶋が派手で洒落た格好=T.M.Revolutionの「HOT LIMIT」の衣装のイメージだったそうで、西川貴教から事後承諾も得ている。実写化としてはポイントも押さえられて非常に贅沢で高いクオリティと言えるだろう。

かっこよくて笑える完成度の高いラブコメディ

『国宝』では歌舞伎を演じて見せ、シリアスなドラマを繰り広げた吉沢が今度は打って変わって魅せる渾身のコメディは見もの。コメディが陥りがちな共感性羞恥など微塵も感じさせず、振り切った力演はすがすがしくてかっこよくて笑えてしまう。蘭丸が大切に大切に見守るピュアボーイを演じる板垣は見ているほうも保護したくなるかわいさだ。豪華なキャストで見せる超贅沢な完成度高いラブコメディとなる本作をぜひ映画館で堪能して欲しい。(文:牧島史佳/BLライター)

『ババンババンバンバンパイア』は、公開中。