タイBL『2gether』、待望のコミカライズが配信スタート!

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2gether
『2gether』(原作:ジッティレイン、漫画:奥嶋ひろまさ/翻訳協力:佐々木紀)

人気沸騰! イケメン揃い! タイのBLドラマ『2gether』

Twitterで世界トレンド1位を記録し、日本でも放送中の話題のタイBLドラマ『2gether』。奥嶋ひろまさによるコミカライズが配信スタートした!

・話題沸騰タイのBL『2gether』など注目のタイドラマが日本上陸!

数年前から注目され、BL好きな女性を中心にハマる人が続出しているタイのBLドラマ界。知る人ぞ知るといった感じで一部で熱狂的なファンを生み出していたが、この『2gether』で一気に人気が爆発したと言ってもいいだろう。WOWOWで先月から放送しており、来月12月には同じくWOWOWでスピンオフ特別編『Still 2gether』の日本初放送が決定している。

『2gether』はキャストがイケメン揃いだし、ストーリーは面白く、キュンキュンさせるラブストーリーだ。主人公はかわいい女の子が好きで、モテたい願望が強い大学の新入生のタイン。ゲイの同級生のグリーンに一目惚れされたタインは、ぐいぐいと猛アプローチを受けてしまう。困り果てたタインは偽装彼氏を作ってグリーンに諦めてもらおうと、学校一のイケメンであるサラワットに彼氏のフリを依頼する。

サラワットは冷たくてぶっきらぼうなタイプだったが、彼の隠れたさりげない優しさや温かな一面に触れたタインは複雑な感情が芽生え始める。彼らのドキドキする関係を見ていると、見ているほうもドキドキしてきて、気づけば沼にハマっていること間違いなしの話題のBLドラマだ。

BL作品も手掛ける人気青年漫画の奥嶋ひろまさが担当!

そんな『2gether』の待望のコミカライズが配信開始された。こちらは、ジッティレイン著、佐々木紀訳、人気漫画家・志村貴子が装画を手がけた翻訳版も10月16日に発売された、原作小説「2gether」のコミカライズだ。といってもドラマ版のファンも不安になる必要はなく、内容に大きな相違はないようだ。

コミカライズを担当しているのは「入浴ヤンキース」など青年漫画や少年漫画で活躍する奥嶋ひろまさ。“え?青年漫画家が?”と思うかもしれないが、こちらも不安になる必要はまったくなし。奥嶋ひろまさは電子BLマガジン「カチCOMI」で人気BL作家のSHOOWA原作により「同棲ヤンキー赤松セブン」を連載しており、BL漫画家でもあるのだ。

ファンアートも描いた奥嶋だからこその愛ある作品に

もちろんビジネスと割り切っているわけじゃなく、BLが好きでリスペクトしており、『2gether』についてもかねてからファンだったことが奥嶋自身のツイートから伺える。今年の2月にどハマりしてファンアートを描いていた自分がまさかコミカライズを描くことになるとは思わなかった、と奥嶋自身驚いたようす。手がけるにあたってかなりの葛藤があったようだが、「否定的な意見は覚悟してて9割否定でも1割の方が支持してくれて、その声が大きければ大きいほど頑張れるのかなと思っています」とのこと。しかし、それは杞憂に終わるようで、電子書籍のストアコメントを見ても絶賛するコメントが多数寄せられている。

第1話を読んだところ、寂しがり屋のタインは表情豊かで愛嬌もあってかわいい! サラワットはさすがイケメン、クールで目力が半端なくてゾクっとさせる。これからの展開がどのように描かれるのか期待できる。奥嶋のツイートによれば「この運命を信じて一生懸命、愛を持って描かせて頂きます!」とのことなので、楽しみに見守っていきたい。(文:牧島史佳/ライター)

『2gether』(原作:ジッティレイン、漫画:奥嶋ひろまさ/翻訳協力:佐々木紀)

・連載は2020年11月11日より電子書籍販売サイト「ebookjapan」、またコミックアプリ「ebookjapan」にて先行公開
・ワニブックスのWebサイト・ニュースクランチでは11月18日から連載

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