ティム・バートンらしさ全開、ウィノナ・ライダーの続投も感慨深いホラー・コメディ
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『ビートルジュース ビートルジュース』がNetflix TOP10入り
【Netflix TOP10】日本の週間TOP10(映画)のランキングから、ホラー・コメディ『ビートルジュース ビートルジュース』をピックアップ。本作は、ティム・バートン監督が自らの出世作である『ビートルジュース』(88年)の35年後を描いた作品だ。
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『ビートルジュース』で広く世に知られることとなったバートンは、以降、『シザーハンズ』(90年)、『チャーリーとチョコレート工場』(05年)など数々の人気作を生み出していった。そんなバートンの原点ともいえる映画の続編が、まさか36年後に主要キャスト数名が続投してつくられるとは誰が予想しただろうか。
35年後、リディアとの結婚をあきらめきれないビートルジュースは……
『ビートルジュース』のあらすじはこうだ。事故で命を落としたアダムとバーバラ夫妻は幽霊となって自分たちの家に留まり続けるが、その家にディーツ一家が引っ越してくる。一家の娘で孤独なリディア(ウィノナ・ライダー)だけは夫妻のことが見えるようで、彼らは親しくなる。夫妻はディーツ一家を追い出そうと驚かせるが、効果なし。そこで、人間を退治してくれるという死後の世界のバイオ・エクソシスト(人間怖がらせ屋)のビートルジュース(マイケル・キートン)を呼び出したところ、トラブルが巻き起こり……。
こんなハチャメチャな物語の35年後を描く『ビートルジュース ビートルジュース』では、リディアは霊能力を活かしてTV番組「ゴーストハウス」のホストを務めており、私生活では一人娘のアストリッド(ジェナ・オルテガ)との関係に悩んでいる。アストリッドは、母の霊能力をインチキだと言い、信じていないのだ。リディアの母(キャサリン・オハラ)は、前作で奇妙な彫刻をつくっていたが、その道でそれなりに成功しているようである。
そんななか、死後の世界の倉庫に身体をバラバラにされて閉じ込められていたビートルジュースの元妻・ドロレス(モニカ・ベルッチ)が復活を遂げる。一方、ビートルジュースは、前回の騒動のときに結婚を迫るも叶わなかったリディアのことを忘れられないでいた。そして、ハロウィンの夜、事件が起こる。アストリッドが死後の世界に囚われてしまったのだ。リディアは娘を助け出すため、最終手段としてビートルジュースを呼び出すが……。
前作を見てから続編を見れば面白さ倍増
遊園地のお化け屋敷をそのまま映画にしたような雰囲気で、バカバカしさが炸裂していて面白い。リディアの赤いドレスや、唐突に墓場で「バナナ・ボート」を歌う人々、度々出てくる本のタイトルなど、前作を見ていれば「あっ!」と思うシーンが満載なので、できれば前作を鑑賞後に続編を見てほしい。
前作では当時16歳のウィノナ・ライダーが初々しくも個性的な愛らしさを放っていたが、続編でもどこか少女のような雰囲気は健在だ。新たに参加したのは、現在のバートン監督の恋人といわれているモニカ・ベルッチで、継ぎ接ぎした美貌で執念の元妻(幽霊)を怪演している。このほか、バートンが監督・製作総指揮を務めた『ウェンズデー』で注目を集めたジェナ・オルテガと個性派俳優ウィレム・デフォーも出演。
グロテスクで可愛らしくてシュールな映像で描くヘンテコな物語と家族の絆。さすがはバートン監督だ。(文:K)
【Netflix日本Top10(映画)/6月9日~6月15日】
1位『はたらく細胞』
2位『K.O.』
3位『ストロー:絶望の淵で』
4位『新幹線大爆破』
5位『ビートルジュース ビートルジュース』
6位『スラムドックス』
7位『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
8位『潜水艇タイタン オーシャンゲート社が犠牲にしたもの』
9位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
10位『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』
※Netflix TOP10:Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、毎週月曜日から日曜日までの各作品の「視聴回数」(視聴時間を作品の総時間で割って算出)に基づいてランク付けする。
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