長回し&リアルタイムで胸アツ!第1次世界大戦描くサム・メンデス監督最新作の映像解禁

#サム・メンデス#コリン・ファース#ジョージ・マッケイ#ディーン・チャールズ=チャップマン#ベネディクト・カンバーバッチ

(C) 2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
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第1次世界大戦下の若きイギリス兵のある1日を壮大なスケールで描いた『1917(原題)』。『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞監督賞を受賞し、『007 スペクター』などでダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの007シリーズをスタイリッシュに一新したサム・メンデス監督が手がけたこの映画より、長回しでほぼリアルタイムに進行するという、本作の臨場感あふれる映像を作り上げた撮影手法を明かす映像が解禁となった。

[動画]解禁となった映画『1917(原題)』映像

本作は、若きイギリス兵スコフィールドとブレイクの2人が、危険が待ち受ける敵陣を抜け、進軍する仲間と兄弟が所属する1600人の友軍兵士たちの命を救うべく、一刻も早く重要な情報を届けるために立ち向かう物語。若きイギリス兵2人には、ジョージ・マッケイ(『マローボーン家の掟』)、ディーン・チャールズ=チャップマン(『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズ)のフレッシュなイギリス俳優を起用し、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派俳優が脇を固めている。

解禁となった映像は、兵士たちの動きから1つひとつの息づかいに至るまでを観客に体感してもらい、究極の没入感へと導くために敢行された撮影方法を、メンデス監督をはじめスタッフ・キャストの声と、その様子を映し出した映像とで紹介していくもの。

映像は「第1次世界大戦は、馬と荷車から始まり、戦車で終わる」「当初から本作はリアルタイムで語るべきだと考えていた。だから長回しで撮影すべきだと」と語りかけるメンデス監督の映像とともに幕を開ける。

その長回しについて「監督と話し合った時から、実体験のような作品になると直感した」と語るのは撮影監督のロジャー・ディーキンス。製作のピッパ・ハリスも「実際に兵士たちと塹壕にいる感覚よ」と続ける。その言葉通り、撮影風景のメイキング映像からは、常に2人の兵士を追い続けるカメラの様子が捉えられている。

また「本作は屋内でのシーンはなく、終始、屋外で展開する」(メンデス監督)そうで、映像に一貫性を持たせるため、曇り空ばかりを狙って撮影が行われた。そのため、しばしば天気待ちとなり、「撮影できない晴れの日にリハーサルを行い、空が曇った途端、5分だけ撮影なんてことも」あったという。

その臨場感、リアルさは、この映像を見ただけでも伝わってくる。早く完成作を映画館の大スクリーンで堪能したいと思わせる内容に仕上がっている。

『1917(原題)』は2020年2月に全国公開となる。