Aぇ! group佐野晶哉、歳の差58歳の無口な男の写真に心奪われ…“素直になれない”気鋭カメラマンを演じる感動作

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『明日を綴る写真館』
(C)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (C)あるた梨沙/KADOKAWA
『明日を綴る写真館』
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佐野と親子役を演じた黒木瞳は「魅力的で可能性を秘めた方だと感じました」

平泉成がキャリア60年にして初主演し、Aぇ! group佐野晶哉が相手役を務める映画『明日を綴る写真館』。本作より場面写真と、共演者の佐藤浩市、黒木瞳、市毛良枝からのコメントを紹介する。

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本作は、あるた梨沙による同名漫画を原作とした、年の差58歳の素直になれないふたりが紡ぐ、美しくて優しい感動作。秋山純が監督、中井由梨子が脚本を手掛ける。

さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島(平泉)。彼の写真に心を奪われた気鋭カメラマン・太一(佐野)は、華々しいキャリアを捨て、弟子入りを志願する。家族とのコミュニケーションすら避けてきた太一は、訪れる客と丁寧に対話を重ね、カメラマンと被写体という関係を超えてまで深く関わる鮫島の姿に驚きを隠せない。

『明日を綴る写真館』

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人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始める太一。同時に、鮫島とその家族にも目を背けてきた“想い残し”があることを知る。変わりゆく太一が、悔いのない未来のために踏み出した一歩。その先に続く、思いもよらない奇跡に涙する——。

60年のキャリアを誇り、公開直前に80歳を迎える平泉成が満を持して初主演を飾る本作。相手役には、来月5月15日にCDデビューを控えエンタメ界の注目を集める「Aぇ! group」に所属し、俳優としての活躍に期待が集まる佐野晶哉。さらに佐藤浩市、吉瀬美智子、高橋克典、田中健、美保純、赤井英和、黒木瞳、市毛良枝ら錚々たる豪華俳優陣が集結した。

今回、共演者の佐藤浩市、黒木瞳、市毛良枝からのコメントが到着した。佐野の年齢の頃にはすでに平泉と共演していたという佐藤は、「成さんとは半世紀近くのお付き合い、様々な作品で御一緒させて頂きました。成さんの背中は語ります。我々は登頂のない登山を続ける山人、ふと足を停めて見る景色の美しさはあれ、直ぐに背中を押され又歩きだすんだと。それで良いんだよね成さん!」と、役者の大先輩である平泉への敬意をコメントに込めた。

『明日を綴る写真館』

そして、「成さんとはこれまで何度も共演させていただいていて懐の深さやあたたかさ、優しさにいつも癒されていました」と熱く語るほどに平泉と数々の共演歴を持つ黒木は、「今回の物語は成さんにしか演じられないような職人気質の魂や家族愛に溢れた心温まる作品です」と確かな手応え。親子役で共演した佐野については、「とても魅力的で可能性を秘めた方だと感じました。ご一緒にお芝居をして私も刺激を受けました」と俳優としてのこれからの活躍に期待を寄せた。

市毛は「重ねた年輪が見えるような成さんの広い背中、見つめる若者たちの真剣なまなざし。年を重ねることも悪くないと思える美しい世界。そんな中にいられた毎日が幸せでした」と、佐藤と同じく平泉の「背中」をキーワードにしたコメントを寄せ、先日の情報解禁時に佐野が「成さんと鮫島さんの背中を重ね合わせながら太一と共に成長させていただきました」と、これまた「背中」という言葉を用いて平泉との充実した撮影を振り返る。平泉の存在が、撮影現場に絶大な安心感をもたらしたことを窺わせる。

『明日を綴る写真館』

あわせて紹介する場面写真では、自分の遺影を撮りたいと鮫島写真館を訪れた客の牧(佐藤)の表情を撮り逃すまいとシャッターを切る鮫島(平泉)や、物語の鍵となる1枚の写真を見る太一(佐野)と彼を見つめる母・冴絵(黒木)、普段は無口な鮫島を長年明るく支え続けてきた妻・桜(市毛)の姿が切り取られている。

さらに、牧の妻・悦子(吉瀬美智子)をはじめ、太一がカメラマンになるきっかけを作った父・彰(高橋克典)や、鮫島写真館の近くにあるケーキ屋の店主・杉田(田中健)、ホスピスで療養生活を送る雪代(美保純)、鮫島と太一らが立ち寄るラーメン屋の大将(赤井英和)など、師弟関係を結んだ鮫島と太一が“人生の想い残し”に触れる中で出会う人物たちの姿が捉えられている。これらの人々との出会いを経た先にある、思いもよらない奇跡とは?

『明日を綴る写真館』は6月7日より全国公開。

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